44話 バーベキュー ページ26
「さぁ、食べなさい！」
「「いっただきまーす!!」」
I・アイランドの中にある湖のそばのテラスで、美味しそうな肉や野菜が鉄板グリルの上で焼かれている
食べ頃とばかりに今にも肉汁が溢れ出しそうで、みんながわらわらとその肉を食べ始める
昨日の事件で、今日予定されていたエキスポ一般公開は延期され、私たちが戦ったことはヒーローの卵たちの将来に配慮し、公表しないこととなった
しっかり手柄は大人に持っていかれたけど、所詮世の中そんなもんだ
そして、その戦闘の疲れを労うため、とイベント延期や代わりにオールマイトがバーベキューにみんなを招待したのだ
「やったー！肉だ肉ー！」
「はしゃいでるなぁ」
前原や上鳴たちがはしゃぐのを見て、上品に食べる磯貝たちが微笑ましそうに見ている
「青子は食べないの？」
『軽く食べてるよ』
串に刺さった肉を食べているカルマと、お皿に取り分けた肉を食べている渚が歩み寄り、近くの椅子に腰掛けた
「うう〜ん！美味しいね、梅雨ちゃん！」
「えぇ、青空を見ながらだと余計美味しくなる気がするわね」
「バーベキューなんて初めてですけれど、なかなかいいものですわね
お肉もお野菜もとても美味しいですわ。今度うちの庭でもやってみようかしら」
「やっぱりいいとこの人だったんだ…」
「庭でバーベキューとか、俺等からしたらパーティーだけどな」
E組生徒もゆっくりと食べながらみんなでバーベキューを楽しんだ
「青子、暗殺の計画なんだけどな」
『？』
「去年の暗殺に一手間加えようって話なんだけど、なんかいいのないか？」
『去年の…でもアレ、一度通用したら二度目はまずいでしょ？』
「あぁ。でも、水のオリは使えるだろ？
後は弾幕に対先生繊維の布」
『あ、じゃあ…』
暗殺の計画を進めていると、「にゅやっ！」と言う声が
「バーベキューですか!! 先生も」
「殺せんせー、今までどこにいたんだよ！」
「にゅ？」
「私たち、昨日大変だったのに」
「えっ、そうなんですか!?
先生、昨日まで北極で涼んでましたから」
「「殺せーーーーーッ!!!」」
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世阿弥 - とても面白いです！！ これからも頑張ってください！！ (2020年12月14日 23時) (
レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - とても面白いです。2人の英雄、本当に感動しました。応援しています。 (2020年5月12日 2時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - いつも楽しみに見ています。ところでサッカーバカさん、46-4が抜けていますよ? (2020年5月11日 18時) (レス) id: cdb9a35a2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月10日 23時
