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「大丈夫か？小さな動物使いさん」
優しく手を差し伸べるフレッド
「ありがと…」
手を伸ばした瞬間､フレッドの手はサッとAの手を避け､全体重を手にかけたAは『ギャっ』と叫び床に倒れた
「「まーた引っかかった！」」
「ぅ…」
油断していた。何かあるとは思ったけども
「なぁA､三頭犬なんてどうやって手懐けたんだよ」
「僕達だけに教えてくれよ」
まるで肘掛にするように双子は私の肩に体重を乗せた
「そんなこと言われても…」
恥ずかしさで顔を真っ赤にした時､階段を下がってくる音にフレッドとジョージは顔を歪めた
「いい加減にしなさい2人共！」
突然の怒鳴り声にビクッと顔を上げた。目の前には赤毛のふっくらとしたおばさんが物凄い形相で立っていた
ロンと双子の母でウィーズリー家のお母さんモリー・ウィーズリーだった
「Aちゃんはあの経験で怖い思いをしたのにそんな茶化すように言うことは許しません！！来てそうそうなんですかその態度はっ？！」
Aの前でもお構い無しにモリーはフレッドとジョージに説教をし始めた。だが当の本人はあの経験を寧ろいい思い出と思っていた
「ごめんママ､でも気になるだろ？あの三頭犬だぜ？」
「僕達はそんなすごいAから聞きたかっただけで」
「いいですかフレッド､ジョージ・ウィーズリー､今後､『一切』！Aちゃんの前で三頭犬の話をすることを禁じます！」
ウィーズリーおばさんはそう言うと血相を変え赤子を見つめるような優しい顔でAの前に立った
「Aちゃん2人がごめんなさいね､歓迎するわ」
さっきよりワントーン上がった声で言うとウィーズリーおばさんは私を包むように抱きしめた
「お母さんに似ていてとっても可愛い､自分の家だと思って好きに過ごしてちょうだい！」
「そんな…あっ､クリスマスの素敵なマフラー…ありがとうございますっ…！」
最近人と話すのが苦手になってきたAは言葉を詰まらせながらもモリーに感謝を伝えるとモリーはニッコリ笑った
「モリー！」
「あらっ！アーサー！Aちゃんのお父さんも来たわ！」
後ろの暖炉の傍からホグワーツのトランクを持った父さんがやってきた
「もしかしておじさんもホグワーツ？」
「34年生くらいか？」
「貴方達っ！！部屋に戻ってなさい！！！」
ウィーズリーおばさんの怒声に双子はへらへらと笑いながら2階に上がって行った
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
