第11章《仕掛けられた罠》 ページ40
試験も終わって草の上で4人はぐったりしていた。
その時ハリーが突然はじけるように立ち上がった
「おかしいと思わないか？」ハリーが顔を真っ青にした
「ドラゴンが欲しいハグリッドの前にちょうどドラゴンの卵を持った人が現れるなんて」
4人は急いでハグリッドの小屋へ向かった
「よう。試験は終わったかい。お茶でも飲むか？」
ハグリッドはニッコリした
「ううん､僕達急いでるんだハグリッド､ノーバートをくれた人はどんな人だった？」
「分からんよ。マントを着たままだったしな」
4人は絶句した
「フラッフィーのこと話した？興味持ってた？」
「そりゃあそうだまぁ三頭犬なんてなだめ方さえ知っていればお茶の子さいさいだって､ちょいと音楽を聞かせればすぐねんねして…」
ハグリッドがしまった大変だという顔をした時､もう4人は小屋を駆け出していた
「ダンブルドアの所へ行かなくちゃ」
「そこの4人､こんなところで何をしているの？」
山のような本を抱えたマクゴナガル先生だった
「ダンブルドア先生にお目にかかりたいんです」
ハーマイオニーが言った
「ダンブルドア先生なら魔法省からの緊急のふくろう便が来てすぐにロンドンに旅立たれました」
「先生､『賢者の石』の事なんです…」
先生も予想外だった。先生の手からバラバラと本が落ちたが拾おうともしない
「どうしてそれを…？」
「どうしてもダンブルドア先生とお話しなくてはならないんです…」
マクゴナガル先生は驚きと疑いの入り交じった目を4人に向けていたがしばらくしてやっと口を開いた
「ダンブルドア先生は明日おかえりになります。貴方達がどうして『石』のことを知ったのかはわかりませんが安心なさい。磐石の守りですから､誰も盗むことはできません
4人とも行きなさい。せっかくのいい天気ですよ」
「今夜だ」
マクゴナガル先生が声の届かない所まで行ってしまうのを待って､ハリーが言った
──────────────────────
談話室の人気がなくなってきた所で4人は立ち上がった
「ここでマントを着てみた方がいいな。4人全員入るかなぁ…もしも足1本だけはみ出して歩きまわっているのをフィルチにでも見つかったら…」
「君たち､何してるの？」
部屋の隅から声が聞こえた
ネビルがひじかけ椅子の陰から現れた。自由を求めてまた逃走したトレバーをしっかりと握りしめている
「また外に出るんだろ」
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
