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冷静に言うAにハグリッドも「うー…」と何も言わなくなった
「とりあえずもうすぐ零時だから帰ろうロン､痛むなら私の腕に手を置いて…じゃあまたハグリッド」
「あぁ､ノーバートに子守詩でも聞かせてやらんと」
ハグリッドの低い子守唄を塞ぐように私たちはドアを閉め､小屋を後にした
マントを被り学校へ向かっているとなるべく声を抑えるようにロンがうめいた
「僕が怖がらせただって？怖がらせてるのはあのドラゴンだよ！それに聞いた？子守唄だって､あんな化け物に！」
憤慨するロンを諭すようにAが肩を撫でた
「まぁ､ハグリッドが言うほどドラゴンは安易な生き物ではないよ。でもドラゴンもただ生まれたばっかりだから分からないんだよ､多分」
「それよりもA…これ本当に大丈夫なのかい？…痛みがジンジンと増してくるんだ」
ロンは道中も色んな不満をAに吐き出していた
談話室に戻るとハリーとハーマイオニーが残っていた
ハリーとハーマイオニーはロンの傷を見て慌てふためき､Aがことの経緯を説明した
「応急処置はしたけど､これからどうなるかは分からないね」
その時暗闇の中で窓を叩く音がした
ヘドウィグだった。チャーリーからの手紙を持っている
4つの頭が手紙を覗き込んだ
内容はチャーリーの友人がルーマニアに行くついでに来てノーバートを持っていくから塔にノーバートを連れてこいという内容だった
4人は互いに顔を見合わせた
「透明マントがある」
ハリーが言った
「できなくはないよ…僕ともう1人とノーバートぐらいなら隠せるんじゃないかな？」
ハリーの提案に他の3人もすぐに同意した
障害が起きてしまった。翌朝ロンの手は二倍ぐらいの大きさに腫れ上がったのだ。昼過ぎには傷口が気持ちの悪い緑色になりついにロンは医務室に駆け込んだ
授業が終わり、ハリー､A､ハーマイオニーは医務室に飛んで行った。ロンは酷い状態でベッドに横になっていた
「手だけじゃないんだ」
本を借りに来たという口実を作ってマルフォイはロンを笑いに来たらしい。
ロンを慰めようと何か言葉を投げようとするとロンは突然ベッドに起き上がり､凄い汗をかきはじめた
「土曜零時！」
土曜日はノーバートを送る日だった
ロンの声はかすれていた
「あぁ､どうしよう…大変だ…今思い出した…
チャーリーの手紙をあの本に挟んだままだ。僕たちがノーバートを処分しようとしてる事がマルフォイに知れてしまう」
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
