第9章《ニコラス・フラメル》 ページ24
新学期の1日前にハーマイオニーが帰ってきて3人はニコラス・フラメルの事を思い出した
新学期が始まると4人は再び10分の間の休み時間中に必死で本を漁った
ハリーがクィディッチの練習に行っている間､ロンとハーマイオニーはチェスをしていてAはハーマイオニーが負けないように味方していた
「A､これは…」
ハーマイオニーがそう言うたんびにロンは勝ち誇った顔をしていた
「あの駒を進めるのがいいよ」
「A､アドバイスしちゃダメだよ､ハーマイオニー君1人でやるんだ」
ハーマイオニーは頭を捻り駒を進めた
ハーマイオニーが先手を打ち､ロンは黙り込んで一生懸命考えていた
すると肖像画の穴からハリーが出てきた
「今は話しかけないで」
ロンはハリーがそばに座るなりそう言った
「ハーマイオニー集中して…なんかあったの？なんて顔してるのよ」
「スネイプが…クィディッチの審判をやるって…」
ハリーが小声で言い､3人はすぐ反応した
「試合に出ちゃだめよ」
「病気だって言えよ」
「ろくな事をないわ」
「足を折ったことにすれば」
「いっそ本当に折ってしまえ」
「できないよ。シーカーの補欠はいないんだ。僕がでないとグリフィンドールはプレイできなくなってしまう」
その時ネビルが談話室に倒れ込んで来た
どうやって肖像画の穴をはい登れたのやら､両足がピッタリくっついたままで「足縛りの呪い」をかけられたことがすぐわかる。
ハーマイオニーが呪いを解き両足がパッと離れ､ネビルは震えながら立ち上がった
ネビルを3人の傍に座らせながらハーマイオニーが尋ねた
「どうしたの？」
「マルフォイが…図書館の外で会って…だれかに呪文を試してみたかったって…」
「マクゴナガル先生のところに行きなさいよ！マルフォイがやったって報告するのよ！」
ハーマイオニーが急き立てた
「これ以上面倒は嫌だ」
「ネビル､マルフォイに立ち向かわなきゃダメだよ」
ロンが言った
ネビルがハリーに貰ったチョコを食べるとハッと何かを思い出した
「A､マルフォイが…」
「私？」
ハリーとロンは弾丸の速さで反応した
「呼んでたよ､談話室前に来いって…」
立ち上がったAの手をハリーが引っ張った
「行っちゃダメだ」
「どうして？」
「分かるだろう？､マルフォイは…君のことが…」
ハリーは先程のネビルと同じくらい言葉を詰まらせた
「私の事が？」
ハーマイオニーは察すると口を開けて絶句した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 736人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
