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「さあ､A…これを飲んで」
ハーマイオニーが大きな丸い瓶をAの口に流した。味は分からなかったが､それ以上に氷のように冷たく､寒気がした。ハーマイオニーも残りを飲み干した
「急いで､効き目がきれないうちに」
「ハリー……頑張って…」
「幸運を祈ってるわ､気をつけてね…A行きましょ」
ハーマイオニーはAの手をしっかりと握りしめ､紫の炎の中をまっすぐに進んで行った
「はぁ…痛いよハーマイオニー…」
「大丈夫よA…大丈夫」
石の道を歩いている時もハーマイオニーの手はしっかりとAの手を握っていた
「ハーマイオニー……ごめん…もう…」
Aはそのまま首をだらんとし､失神してしまった
「A…あの時､手を握ってくれてありがとう。貴方だけが私を支えてくれた。
私が責任を持って医務室に連れていくわ」
ハーマイオニーがそんなことを言ったなんて､Aは知る由もなかった
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『A…A……』
真っ白な空間で茶髪の男の人がAの体をゆすった
『起きて…起きないとダメなんだ､』
重い体を起こすと男性と目がパッチリ合う
『…貴方は誰？……』
目が合ったのに､顔が分からない
まるで記憶に白いモヤがかかっているような雰囲気だった
『君を待つ人がいるんだ､さあ起きて』
『私はもう起きてるよ､ねぇ貴方､どこかで会ったことない？』
『さあ行くんだ､早く』
男性は立ち上がるとそのまま奥へ奥へ歩き出した
『ねぇ…』
『あ､言い忘れてた､ニフラーによろしくね』
そう言い残すと､
『まって､私貴方によく似た人…っというか貴方を知ってる』
『…そうかい？それよりもほら､あの人が君を待ってる』
男性は照れくさそうに微笑んだ
『あの人って─────』
───
──────
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「─────誰…？」
重い瞼を開けると､大きな天井と白い髭が私を迎えた
「ワシじゃよ､A､ここは医務室じゃ」
長く貫禄のある白い顎髭､どこか偉大な雰囲気を出す彼
「ダンブルドア先生…」
「君とこうやって話すのは初めてじゃな､いつかは話してみたかったんじゃ」
そういうとダンブルドア先生は私のベッドの隣に座った
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
