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女子トイレに行くと､女の子のすすり泣く声が聞こえた
ハーマイオニーだ
確信したAが1つ鍵が閉まった個室をノックした
「…ハーマイオニー？」
「うっ…A…？」
「そうだよ､大丈夫？もう食事の時間になるし…今日はハロウィーンのご馳走だよ！だから…」
「A､今は1人にして…」
ハーマイオニーはそう言うとまた泣き始めた
「…分かった。落ち着いたら来てね､席空けとくから」
Aはそう言い残しパーバティとラベンダーの元へ戻った
「どうだった？」パーバティが不安そうに聞いてきた
「トイレで泣いてた､1人にして欲しいって､とりあえず落ち着いたら来てとは言ったけど…」
「何でハーマイオニー泣いてるの？」
「ロンと少しあったみたい…」
「まぁ食事の時には戻ってくるって､Aも広間に行こ！」
ラベンダーとパーバティとAは大広間に向かった
大広間のハロウィーンの飾りは予想以上に豪勢だった
1000匹ものコウモリが壁や天井で羽をばたつかせ､もう1000匹が低くたれこめた黒雲のようにテーブルのすぐ上まで急降下しくり抜いたかぼちゃの中のろうそくの炎をチラつかせた
新学期の始まりの時と同じように突如金色の皿に乗ったご馳走が現れた
Aが手をつけないのを見て隣のハリーが声をかけた
「食べないの？」
「ハーマイオニーが来るまで食べない」
それを聞いたロンが不思議そうに話した
「そんなに心配しなくたっていつか帰ってくるさ､その時に僕に謝るんだ『気取った態度を取ってごめんなさい。許してー』って」
ロンがふんぞり返ってチキンを食べ始めた
「それにAだってお腹空くから､ほら食べて」
ハリーが自分の皿にあるローストビーフをAの皿によそった
「ありがとうハリー」
Aがローストビーフを口に運ぼうとした途端クィレル先生が全速力で部屋に駆け込んできた。ターバンはゆがみ､顔は恐怖で引きつっている。
みんなが見つめる中をクィレル先生はダンブルドア先生の席までたどり着き､テーブルにもたれかかり、あえぎあえぎ言った
「トロールが……地下室に…お知らせしなくてはと思って」
クィレル先生はその場でバッタリと気を失ってしまった
大混乱になった。ダンブルドア先生が杖の先から紫色の爆竹を何度か爆発させて、やっと静かになった
「監督生よ」
重々しいダンブルドア先生の声が響いた
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
