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ロンとマルフォイが椅子の下で転がりまわっていることにも､
ネビル､クラッブ､ゴイルが取っ組み合って拳の嵐の中から悲鳴が聞こえてくるのにも2人は神経を研ぎ澄ましていてまるで気づかなかった
次の瞬間､ハリーは急降下を止め意気揚々と手を挙げた
その手にはスニッチが握られていた
スタンドがドッと沸いた。新記録だ
こんなに早くスニーカーを捕まえるなんて前代未聞だ
「ロン！ロン！どこ行ったの？試合終了よ！ハリーが勝った！」
「私たちの勝ち！グリフィンドールが首位に立った！」
Aとハーマイオニーは狂喜して椅子の上で飛び跳ね､踊り､ハイタッチし､お互いに強く抱きしめあった
ダンブルドアの元へ行った後、ハリーは空高く飛びハーマイオニーとAに手を振った
「すごいわハリー！すごいすごい！」
未だジャンプして喜ぶAを見てハリーは大きくガッツポーズを決めた
「ハリーったら一体どこに行ったのかしら！」
喜びを噛み締めるハーマイオニーが言った
「箒を直しに行ってるんだ､あぁ鼻血が止まらない」
ロンはA達の後ろでマルフォイと派手にやりやったようだった
その後城に向かって来るハリーが見えた
「ハリー！」
Aは甲高い声で叫ぶとハリーの元へ走り出しそのまま勢いよくハリーを抱きしめた
勢いが激しすぎてハリーは芝生に倒れこんで､喜々としてAを力強く抱き締め返した
「わお…」鼻を抑えるロンが口角をあげた
「私たちが勝った！ハリーが勝った！私たちの勝ちよ！」
立ち上がったハリーの顔を見てまたAはハリーの首に手を回し抱きついた
そろそろ顔が熱くなってきたハリーがロンとハーマイオニーに助けを求めた来た
「良いじゃない､もうちょっとそのままでも」
ハーマイオニーもロンに目配せをして笑った
Aは満足したのかハリーを解放し､放されたハリーの顔はグリフィンドールの真紅の勲章よりも赤くなっていた
ロンもハリーの背をポーンポーンと叩いた
「それに､僕はマルフォイの目に青アザを作ってやったし､ネビルなんか､クラッブとゴイルにたった1人で立ち向かったんだぜ
まだ気を失ってるけど大丈夫だってマダム・ポンフリーが言ってた…スリザリンに目にもの見せてやったぜ
みんな談話室で君を待ってるんだ。パーティをやってるんだよ。フレッドとジョージがケーキやら何やらキッチンから失敬してきたんだ」
ロンの話を聞いたハリーがハッと何かを思い出した
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
