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ハロウィーンの朝､パンプキンパイを焼くおいしそうな匂いが廊下に漂ってきて、みんな目を覚ました
「おはようA」
「おはようハリー、ロンは…？」
ロンはまだ目を開けずに小さいいびきをかきながらパンプキンパイを手に取っていた
するとAのローブからニフラーが飛び出してきた
Aは今朝の夢を思い出して慌ててニフラーに手を伸ばしたがニフラーは目を閉じるロンのローブのボタンを引っ張り出した
ロンは驚きのあまり口からパンプキンパイを落とし慌ててニフラーを引っ張った
「離せ！！」
「こら､ニフラー戻って！」
Aもニフラーを引っ張り諦めたニフラーはロンが落としたパンプキンパイを小さい手で拾い頬張り始めた
「ごめんねロン､」
「いいよ､おかげで目が覚めた」
ロンはパンプキンパイを食べるニフラーの頭をツンツンとつついた
「ニフラーは輝くものに惹かれるんだね」とハリーが言った
「そうそれがニフラーの特徴なの。魔法族の間では宝探しとかにもニフラーは使われてるの。でも…やっぱり
今日もニフラーが学校で暴れる夢を見て気分が悪いや…」
「大丈夫？？」ハリーが心配そうに息を飲んだ
「大丈夫だよ!!ありがとう」
Aの笑顔にハリーも顔を赤くした
ニフラーは食べるのを止めると何を思ったのか､自慢したげにハリーとロンの前にポケットにあるネックレスを差し出した
「くれるってこと？」
「私のバッグから盗んだものを人にあげるのってどうかと思うよ」
Aがそう言うとニフラーはガックリと俯いてパイを食べ始めた
その姿に3人は微笑ましく笑った
今日の「妖精の魔法」の授業でフリットウィック先生がそろそろものを飛ばす練習をしましょうと言った
先生がネビルのヒキガエルをブンブン飛び回らせるのを見てからみんなやってみたくてたまらなかった
先生は生徒を2人ずつ組ませて練習させた
ハリーはシェーマス・フィネガンと､Aはパーバティ・パチルと組んだ
ロンはなんとハーマイオニーと組むことになった。2人ともこれにはカンカンだった
ハリーが箒を受け取って以来ハーマイオニーは1度も2人と口を聞いていなかった
「さあ今まで練習してきたしなやかな手首の動かし方を思い出して」
いつものように積み重ねた本の上に立って､フリットウィック先生はキーキー声出言った
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
