◇*5*◇ ページ5
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「あのね、お前は加減というものを知らなすぎ」
「はい……」
「俺がすっげえ心の広い持ち主だったからよかったものの、他のやつにやってたらどうなってたか」
「はい……」
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胡座をかいて座る潤……いや、潤様の目の前で賢く正座をさせられる私。
一休さんってすごいんだね。
私、こんな短時間でも足がジンジン痺れます。
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「なぁ、お前さ聞いてる? 人の話」
「もちろん!!」
「ずっと下向いてるけどさ、ん?」
「まぁ、これは諸事情が……」
「何だよ、諸事情って」
「いや、ちょっ……っ…やめっ……」
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顎を掴まれ、強引に顔を上げさせられる。
そしたら、視界にドーンと入る、
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「……っ…ちょっ、待っ……はっ…」
「お前、何笑ってんだよ……」
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ネジネジのティッシュを鼻の穴に突っ込んだ潤の姿。
こんなキリッとしたイケメンの顔して鼻にティッシュ突っ込んでやがる、この男…っ…
鼻血×イケメンはとてつもなく食い合わせが悪いのだとこの時初めて気づいた。
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「いや、もうやめてーっ、腹がよじれるぅーっ」
「こんのっ女……っ、誰のせいだと思ってんだよ!!」
「ぶっ」
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目から涙出してまで腹抱えて笑ってたら、今度は両頬をぶにっと片手で挟まれた。
押し出される私の余分な頬の肉。
それを見て、今度は潤がケタケタ笑い出す。
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「お前何か入れてんのかよ、このほっぺたによ……っ……」
「は、はにゃせっ」
「ぶっ……やべぇ、言えてねぇ……っ」
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くっそ……今一度蹴りを入れてやりたい。
でも、またパンツ見られるのは勘弁だし……
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「とっ、とりあえふ、ほっぴぇたはにゃせっ」
「やべっ、また言えてねぇ…っ……」
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紗乃(プロフ) - 可愛い潤くんが見れてよかったです♪最後の所が、私はとても好きで、主人公ちゃんらしいなぁ…と。(笑)流花さんの文章も、流花さんが書く嵐の皆さんも大好きです☆これからも応援してます!!あの天使潤くんが31歳だなんて信じられないです。口が空いまま閉まりません(笑) (2014年9月2日 21時) (
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