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過去編(めいちゃんside) ページ10

Aと高校1年生の時に出会えたのは本当に奇跡に近い運命だったと今でも思っている


俺はあの日入学してからまだ行ってないところは無いか、1人になれるところはないかと探していた

人といるのは好きだ
ただ、ずっとみんなと一緒にいると疲れてしまう時だってある

そんな時に1人になれるところがあればいいなと考えていた


色んなところを歩いていると園芸員のおじちゃんがお花の手入れをしているのを見かけた


なぜかその花、向日葵に目を奪われていた


「おじちゃん!向日葵少しくれない!?」


気づいたら聞いていた

「おやおや、向日葵が欲しいなんて変わった子だね。じゃあ少し荷物運ぶの手伝ってもらえるか?」


「もちろん!!」


そう言って俺は荷物を運ぶのを手伝い思った以上に向日葵を貰うことが出来た


「そういやおじちゃん、校舎で人の少ないところってどこか知らない?」

荷物を運び向日葵を貰ったあとふと聞いてみた
園芸員のおじちゃんならなんか穴場を知っているかもしれない

「んー、そうやなあ。あ、中庭なんてどうだ?あそこ意外と人いないことが多いぞ?」


中庭か、まだ行ったことないな

「まじで!ありがとう!!行ってみるわ!また手伝いに来るねー!」

いい情報をGETし足早に中庭に向かった

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作者名:とめち | 作成日時:2023年7月15日 11時

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