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あらきside
2人はAが出ていかないと聞いて機嫌がよくなっていた
ただ俺はまだ気持ちの整理が出来ていなかった
朝ごはんを食べていても、洗い物をしていても、みんなの会話を聞いていても落ち着かない
Aが俺のものじゃなくなるかもしれなかった焦りと戸惑いが拭いきれなかった
ぼーっとしているとめいちゃんとなるせとソファーにいたはずのAが目の前にいた
『あ、あらきさん、少し2人で話しませんか…』
きっと気を使ってくれたのだろう
他の人がいる前だと素直になれない俺のために
あ｢…わかりました、俺の部屋行きましょ｣
部屋に着くとAが抱きついてきた
抱きついたというかほぼ突進というか…
あ｢A？どうし｣『ごめんなさい！私、みんなのためとか言いながら自分のことしか考えてなかった！』
俺の言葉に被せてAが謝っていた
きっと色々考えてくれたのだろう
『私、みんなが凄い人だって知って、何も無い自分が恥ずかしくて、私なんかがみんなの隣にいていいのかって自己嫌悪感じてて、それで焦っちゃって、』
すごく早口で今まで話してくれなかったことを話してくれている
きっとAもすごく不安だったんだ
そう思うと少し胸が軽くなった
あ｢俺も色々ごめんなさい、お互い不安が沢山あったのに話せなくて焦っちゃったよね、だからさ、これからは隠し事は無しにしよ？ね？思ってること全部教えて？｣
そう言いながらAの顔を俺から離して目を合わせると昨日のめいちゃん以上にぼろぼろ泣いていた
ずっと俺に頼って生きて
俺無しじゃだめになって
ずっと俺のものでいてね
そう思いながら泣いているAの頭を撫でた
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ﾄﾏﾄ(プロフ) - かなやさん» 上手くレスが返せてないことに今気づきました - コメントありがとうございます！楽しんでいただけてるようで私も嬉しいです> < ♡これからも不定期更新ではありますが見守って下さるとうれしいです！ (12月13日 1時) (
レス) id: 383fdd6e28 (このIDを非表示/違反報告)
かなや - 初コメ失礼します。感想としてもう尊いです、尊すぎます！！！作者様文才力もお高くとても素晴らしい作品だと思います！無理なく更新の程宜しくお願いします！ (8月23日 23時) (レス) id: 9fefae96ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまと | 作成日時：2023年6月24日 0時
