一振りだけの刀剣男士

記憶にございません ページ13

此与一視点



ﾁｭﾝﾁｭﾝ...ﾁｭﾝ



目が覚めると、大広間ではなく
案内された僕の部屋に居た

僕の記憶は次郎に酒を飲まされたところで
終わってる、何かしちゃったりして...



ｽﾊﾟｰﾝｯ!



此与一｢！？」

鶴丸「此与一！驚きを届けに来たぜ！」


鶴が、襖を破る様に入ってきた

襖壊れるよ.....

でも朝から元気だよね


此与一「驚き過ぎて心臓止まるよ」

鶴丸「心臓は止まらんでくれよ？
でな、驚けよ？君は今日出陣だ！」


...へ？

出陣？いきなり？初陣？



マジかぁ〜･･･









凄い楽しみ！！！
どこ行くんだろう！地名とか全然知らないけど


鶴丸「その様子じゃぁ驚くより喜んでるな！
じゃあ早く用意しろよ？隊長さん」


鶴は一つ驚き発言をして
手をひらひら振りながら出ていった


『隊長』！？？！


初陣で？僕が？隊長？

生きて返せる自信が無い...全くない...




ま、当たって砕けろか
いや砕けちゃダメだね


とりあえず用意しようかな...









僕が昨日貞ちゃんに
教えて貰った門へ行くと皆もう集まっていた


加州「ちょっとー！此与一遅いよー？」

此与一「ごめんね、準備に手間取ってさ
じゃぁさ、行こうよどこ行くか知らないけど」


僕が言うと
三日月を除いた皆が目を見開く


今剣「きのうきいてなかったんですか？」

此与一「昨日.....酒飲まされた所までしか記憶が無くてさ」

今剣「そうですか、ではぼくがせつめいします！
こんかいむかうばしょは、あつかしやまです！」


厚樫山.....かぁ

全然知らないけど名前が分かったら何とかなるよね


此与一「じゃあその厚樫山で、華やかに敵を打ち倒して見せよう」

今剣「いせいはいいですね！」


ｸﾞｯ.....結構毒舌？

可愛い見た目してキツイこと言う.....

まぁ気を取り直して

いざ、出陣！

初陣は大体何か起こる→←酔っ払いはめんどくさい

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