人気者に恋されるとこうなる(赤)

37話 ページ38

莉「A？何してんの？こんなとこで」


『ﾋﾞｸｯ)……莉犬』





なんか莉犬と話すの凄い久々な気がする…








『ななもりくんに、荷物置いてきてって言われたんだけど部屋がどこか分かんなくて…』


莉「なーくんちゃんと教えてなかったんだw」





ダメだな〜教えなきゃ、と言う莉犬はニコニコ顔


やっぱ…モテる顔だな…






莉「あんまり遅いから、どっかで迷子になってるんじゃないかと思ったよーw」



『あながち間違いじゃないから助かった…』



莉「こっちだよ！Aの部屋」



『う…うん』






ーーー




『あのさ…体調大丈夫？』


莉「え？体調？」


『今日、休んだから』


莉「もしかして…俺のこと心配してくれた？」


『ぇ…心配？』









心配…


どうなんだろ…


莉犬の事…心配してたのかな？











『……うん、ちょっとした』


莉「ｯ本当！？俺のこと心配してくれたの！？」


『うん……したと思う』





まあ僕なんかに心配されてもね


迷惑がられてないかな…？










莉「ｯそっかぁ…心配したんだ…そっかーw」


『…』





莉犬の反応は僕の想像の斜め上をいく


やりにくい…





莉「体調崩したわけじゃないよ！全然元気！」


『そっか、』

















『先週、勝手に帰ってごめんね…お泊まりとかそういうの慣れてなくて』


莉「気にしてないよw
俺こそ無理に引き止めてごめん」






『ふふっw』


莉「えへへw」




莉犬と居ると自分が普通の女の子になれてる気がするな






ーーー

『ねえ、1番奥の部屋ってさ…』


莉「あぁー、るぅとくんが勉強してるから入らないでって言ってたんだよね」


『…そっか』







やっぱり抹殺されるかもしれない

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