検索窓
今日:8 hit、昨日:23 hit、合計:16,183 hit

すごい空間 ページ4

ハッとして起き上がると窓からはオレンジ色の光が差し込んできている
伊波さんと話したあと、いつの間にか寝てしまっていたのだろう
部屋にある時計を見ると針は6時を指していた

『…頭痛い』

怪我をしているからか、はたまた偏頭痛持ちだからそれが痛むのか、分からないがとにかく頭が割れるように痛い
痛み止めを飲もうと思ったがここは自分の部屋じゃないし、持っていたはずのバッグも見当たらない

ここでウダウダしてても頭痛が酷くなるだけだと思い、意を決して部屋の扉を開ける
外は廊下に繋がっており、個室だろうか、何個か扉があるのが見える
少し奥に階段があるのが確認できた為、恐る恐る階段を降りる
階段を1段降りるたびに体が悲鳴をあげてそれに比例するように頭痛も酷くなっている…気がする

下まで降りきった所で賑やかそうな声が聞こえてくる
その声はリビングと思わしき部屋から漏れ出ているようだ
聞こえてくるだけでも5〜6人はいる、しかも全員男
本当にここが何処だか分からなくなってきたな…

階段の前で止まってあると声が漏れ出ている扉ががチャリと開く

?「あ!降りてきとるやん!」

金髪で所々に水色のメッシュが入った男性がこちらを見てびっくりしたように声を上げる
えぇ、声でかぁ…

?「どした?なんかあったんか?」

『え…と、頭が痛くて…』

?「ほんま?なんか薬とか飲むか?」

『あー…自分のバッグに入ってるんですけど…』

そういうととりあえず入りとリビングに案内される
リビングに入ると見たこともない美形の人が(隣の男含め)8人も
なんだこの空間、なんか、すごいぞ((
よくよく見たらさっきの伊波さんもいる
伊波さんは私を見るなり

inm「動いちゃダメだって!なんかあったら呼んでって言ったでしょ?」

といい頭を撫でようとする
それをひらりと躱し、自分のバッグがないかを探す
伊波さんが何か言っているが別にいいか

するとオレンジ髪のいかにも「元気です!」みたいな人が私のカバンを持ち上げ、渡してくれる

?「これか?」

『あ、そうです、ありがとう…ございます…』

?「はい、水です」

薬を取り出しているとそういって水の入ったコップを渡してくれる紫髪のロング男…

『…もしかして、星導…さん?』

hsrb「あれ、なんで知ってるんですか?」

初めまして→←誘拐?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
402人がお気に入り
設定タグ:2j3j , Oriens , Dytica
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

巡回 - オリフラたってます (3月12日 23時) (レス) id: 884938dc5b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:chelicheli | 作成日時:2024年3月10日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。