ci×em (2) ページ48
ci side
ーーーー
em「.....チーノくん....少しお話が...」
「....うん？あっ待って！」
冬の夜は寒い。出産後のエミさんにソファーに置いてあった自分のコートをかける。
エミさんはポカンと自分の顔を見ていた。
「やっぱりコネシマさんが選ぶものはいい物だね」
em「っ......！」
「えっ！ちょっ！....いきなり抱きついたら危ないでしょ？コーヒーかかる」
グリグリと自分のお腹に頭を擦り付けてくる。泣いているように鼻をすする音。コーヒーをベランダの机に置いてエミさんの顔を自分の方に向ける。
落ちそうな涙をペロッと舐めればビクッと反応した。
「.....話.....聞いてもいい？」
腕の中から離れて少し距離を取ったエミさんはぽつりぽつりと話し始める。
em「....私何も出来ない人です」
「え？」
em「何も出来ないし、気も使えない」
「そんなことn」
em「番になったこと後悔していますか？」
なんてエミさんが、言うからエミさんが泣いている理由も全て自分のせいだったと気づいた。
いちばん不安だったのはエミさんなはずなのに....俺は支えなきゃ行けなかったのに....。
こんなにも悩んでいたことすら知らなかった。
em「私と....番になってまだ若いのに子供を....持ってしまったことを.....後悔しているのならわたs」
「そんな訳ない！違う。ごめんエミさん....俺が悪いんだ....。自分なんかがエミさんの隣にいていいのか、何を出来るのか考えてたんだ....」
em「.....最近もずっと....？」
「うん....頼りにならなくてごめん。でもねエミさん.....俺は後悔なんてしてない。いっちばん大好きな人と番になれた！こんな幸せなことないんだよ...なのに....なんでこんなことで悩んでたんやろな....」
エミさんの顔....最近見ていなかったな....。
こんなに不安そうな顔をしていたのか.....。
そっと抱きしめていれば2人の不安だった所をありのまま話せた。
「ックシュ....！」
em「！！入りましょ！風邪ひいちゃ」
「ん....」
em「ん....はっ.......ちーのくn」
「んー！きす弱いの....かぁいい///」
em「怒るよ！！///」
「ごめんwほら....入ろ....」
em「忘れ物は？」
「大丈夫！」
『だいじょーぶ！』
子供の成長は早い。
もう幼稚園だ。
「あっ！忘れ物！」
em「なn....」
「行ってきます！」
em「子供の前で....キスは禁止！！///」
『？』
あぁもう.....幸せだ！！！！！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 338人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マサ(プロフ) - しゃーべっとBoxさん» ありがとうございます^^* 短編集5の方で書かせていただきます^^ (2021年4月20日 23時) (
レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
しゃーべっとBox - 初コメ失礼します。リクエスト大丈夫ですかね？大丈夫でしたらrb×utいいですかね。新しいカプ開拓したくなりまして、、、ダメでしたらすみません (2021年4月20日 23時) (レス) id: cfe32c25a4 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - マサさん» うーふふふ。鼻血出まくりですね (2020年12月19日 23時) (レス) id: 923b872494 (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - ReiHetaさん» お願いします´`* (2020年12月19日 22時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - U，N，Owen.さん» 私もemは右固定しか書いたこと無かった....？と思うので新鮮でした！ (2020年12月19日 22時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マサ | 作成日時：2019年12月29日 22時
