gr×em(2) ページ31
em side
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「起きてください！遅刻しても知りませんよ？」
gr「ん゛.....」
「全く.....もう少し朝になれてください」
gr「低血圧なんだ.....」
「じゃぁ体を起こして血を巡らせる！辛くても生活リズムを作らないと....」
gr「起こしてくれ.....」
「甘えないでくださいよ....」
朝6時半。カーテンを開けて明るい陽射しをまだ寝ている彼に浴びせた。
小さな唸り声を上げながら私のことを眠そうに見つめてくるグルッペンさんは朝に弱い、私の番だ。
甘えるように両手を広げてくるグルッペンさん。
その手を掴めば一緒に布団の中に引きずり込まれる。
「ちょっと！」
gr「ん....今日もいい匂いがするな....」
「そう？ですか？///そんな嗅がないでください｣
gr「あぁそういえば夢を見てた気がする....」
「夢？」
gr「お前と出会って頃の夢だ。初めてΩだと気づいた日の事だ」
「.....懐かしいですね」
ちょうど今くらい。少し肌寒くなってきた頃。
いきなり首元の匂いを嗅がれ、保健室に連れていかれた。なんだか分からないまま、ペ神さんと一緒にもう一度バーズ検診を受けた。
1週間後に届いた封筒を開けてみればΩと書かれた検診表。
焦ることはなくすんなり受け入れられてしまった。
その後グルッペンさんに急にアプローチを受け始め、何回目か分からない頃にOKを出した。
もちろん私もグルッペンさんのあの横暴なところとか、いつも強気なのに、少し子供っぽい.....いや、だいぶ子供っぽいところが大好きだから、番になった。
だからあんまりヒートも経験してこなかったし、いまも弱めの抑制剤で何とか抑えられている。
何よりも、この家で2人で過ごすのが幸せだった。
gr「初めてあった日から俺はお前が欲しかったんだと思う。本能的にな」
「.....私も。本能的に貴方を求めていたのかもしれません。今考えてみればですが」
そういえば嬉しそうに満面の笑みを浮かべて、私にキス落とした。
軽いリップ音が部屋に響く。
貴方の顔が見れること、笑えること、当たり前が私にとってどんなに幸せか。
gr「これからもずっと愛しているゾ！」
「えぇ！末永く愛してください！」
二人の左手薬指は何かが光り輝いていたそうだ。
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マサ(プロフ) - しゃーべっとBoxさん» ありがとうございます^^* 短編集5の方で書かせていただきます^^ (2021年4月20日 23時) (
レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
しゃーべっとBox - 初コメ失礼します。リクエスト大丈夫ですかね？大丈夫でしたらrb×utいいですかね。新しいカプ開拓したくなりまして、、、ダメでしたらすみません (2021年4月20日 23時) (レス) id: cfe32c25a4 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - マサさん» うーふふふ。鼻血出まくりですね (2020年12月19日 23時) (レス) id: 923b872494 (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - ReiHetaさん» お願いします´`* (2020年12月19日 22時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - U，N，Owen.さん» 私もemは右固定しか書いたこと無かった....？と思うので新鮮でした！ (2020年12月19日 22時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサ | 作成日時：2019年12月29日 22時
