gr×tn(2) ページ8
gr side
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sha｢おい！もう死んでるって！グルッペン！｣
｢.......｣
kn｢....トントンは？｣
｢......間に合わなかった｣
トントンの元へ歩いていく。
冷たくなった手を握りながら重たい体を丁寧に抱き上げた。
肌が異常に白くなってしまっている事と、体に傷があること以外は変わらない。
ただ俺の腕の中で寝ているだけのような姿にどうしようもなく愛情と悲しみが溢れる。
優しく肩に手を置いたコネシマは何も言わずただトントンを敬愛するように涙を流した。
sha｢おいこらコネシマ！てめぇのせいで書類ぐちゃぐちゃになったやろが！｣
kn｢俺のせい！？｣
shp｢ちょっと先輩達1回静かにしてもらっていいですか？｣
em｢お茶でものんで1度休憩にしましょう｣
kn｢あれ？グルさんは？｣
em｢....今日は好きにさせてあげましょう｣
zm｢....もう6年か｣
em｢......10年以上も一緒にいたんです。6年でも、何十年でも、多分埋まることはないと思います...あの人の代わりなんて誰にも務まりませんしね....｣
os｢どんだけグルちゃんにとっても俺達にとっても大きい存在だったか....こんな形で知りたくなかったなぁ...｣
｢｢｢.......｣｣｣
城の裏側。
誰も通らないこの場所は眺望が良くてお気に入りだ。
よくここで訓練をサボってトントンに怒られた事を思い出す。
｢トン氏。今生きていてくれたら何年間一緒にいるだろうな...数えることさえ忘れてしまうくらい長い時間だったがまさかお前が先にいなくなるとは考えてもいなかった。トントン....俺はなお前が望むならそっちに行くことだってできるんだゾ｣
あいつはあまりものに執着しない質だった。
それでも唯一ここで誰にも見つからないような場所で育てていたのが花だった。
｢....でも、お前に怒られる方が怖いから、俺は残ったみんなを守ることを誓うだからなトントン....｣
生きているうちに伝えられなかった。
気づけなかった。気づかないようにしてた。
｢お前を愛している｣
この先何があってもきっと俺はお前を忘れられない。
風が吹いた。
首元に巻いていたマフラーを持っていてしまうような風が。
イタズラなのかなんなのか、唯一残ったトントンの物は俺の首から離れてしまった。
自由に空を飛ぶその姿が戦場を駆け回るトントンに見えたのは多分俺の妄想で。
｢お前は....俺の元に残ってはくれないのだな｣
この命ある限りお前を想うことを
｢許してくれ｣
ーーーー
終わり
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アイ - 好き好き好き好き好き好き (5月4日 14時) (
レス) @page29 id: 6f0674a1a0 (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - フレンチクルーラーさん» 了解しました！リクエストありがとうございます！！ (2023年1月12日 0時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - マサさん» ありがとうございます。それでは、tnciで童帝弄りをしていたメンバーに混じってケラケラ笑っていたが、後ろにいるtnに気付かず、メンバーと通話してる中セッをしてしまいメンバーに関係がバレると同時に妊娠しちゃう話をお願いします。 (2023年1月11日 9時) (レス) id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - フレンチクルーラーさん» お仕事お疲れ様です！リクエスト大丈夫ですよ！ (2023年1月11日 7時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - ありがとうございます!(´▽｀)仕事で疲労困憊なのが癒されました。リクエスト大丈夫ですか？ (2023年1月11日 2時) (レス) @page50 id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサ | 作成日時：2019年12月29日 20時
