gr×tn(3) ※tn視点 ページ33
神魅愛さんリクエストありがとうございます！
前回のを読んでない方は読んでからどうぞ！
tn side
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買い物に行くと行ったら何故かグルッぺんが来た。
黒のマフラーをヒラヒラと踊らせながら隣を歩いている。
書類から逃げるために着いてきたのはわかっていたが、正直グルッぺンが隣にいてくれる事は嬉しくて、強く城に残るように言えなかった。
何となく嫌な感じはしていた。と、後から言っても遅くて。気づいた時には敵に後ろを取られていた。
｢伏せろ！｣
流石の反射神経でグルッぺンは間一髪で避けてくれたものの、自分の後ろにいた兵士に捕まってしまった。
まだグルッペンを捕まえようとしている様子だったから咄嗟に｢トントン逃げろ！｣と叫んだ。
標的が総統なら、自分が総統の振りをすればいいのだと、咄嗟に口から出た言葉だった。
目隠しをさせられ、何十時間経過しただろう。雑に連れていかれた所はk国で、数年前までは良き貿易相手だった。
お茶の葉と、火薬の原料がよく取れる場所で、こちらから取れるものとよく交換しながら助け合ってきた。
k国の総統が変わったのはつい最近。貿易相手として最悪でこちらの出す今まで通りのコストと量を全て、相手に有利に傾くように設定された。
何度も交渉し、少し譲った貿易内容に変更したものの、改善される傾向はなく、挙句の果てに貿易担当であるオスマンに毒を盛ろうとして、縁を完全に切っていた。
つまり、殺すことを厭わない相手ということで、俺が総統室に着くまでのこの短い時間が人生最後の時間だと悟った。
耳にまだ付けていたインカムがジジっと拙い電波を受信している。
グルッペンのいつもより低い声が耳元で弱く聞こえた気がした。
俺にとってグルッペンは尊敬する人で、大事な人で、面倒を見なきゃ行けない人で、どうしようもなくて、たまにする行動が怖くて、それでも、どうしようもなく愛している人だった。
つーっと自然に垂れてきてしまった涙が赤いカーペットにシミを作る。
『...分かっていたが...総統グルッペン･フューラーは君じゃないね。何度か資料で見た顔だ』
｢......｣
『うーん....何も喋らないとは警戒されたものだな！』
表情は笑っているくせに目の中は冷たく冷えている。
『.....君の国の総統は随分｢君｣を大事にしているようだね』
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続きます。
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アイ - 好き好き好き好き好き好き (5月4日 14時) (
レス) @page29 id: 6f0674a1a0 (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - フレンチクルーラーさん» 了解しました！リクエストありがとうございます！！ (2023年1月12日 0時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - マサさん» ありがとうございます。それでは、tnciで童帝弄りをしていたメンバーに混じってケラケラ笑っていたが、後ろにいるtnに気付かず、メンバーと通話してる中セッをしてしまいメンバーに関係がバレると同時に妊娠しちゃう話をお願いします。 (2023年1月11日 9時) (レス) id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - フレンチクルーラーさん» お仕事お疲れ様です！リクエスト大丈夫ですよ！ (2023年1月11日 7時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - ありがとうございます!(´▽｀)仕事で疲労困憊なのが癒されました。リクエスト大丈夫ですか？ (2023年1月11日 2時) (レス) @page50 id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサ | 作成日時：2019年12月29日 20時
