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kn「大先生〜！これなんだ！」
kn「シャオロン！街行きたいから行こうぜ！」
kn「ゾム...俺もう無理。食べれない」
いつも通り。前のコネシマさん。
記憶は徐々に戻ってきていた。
自分自身積極的に話せるタイプじゃないから、俺のことはあんまり良く思い出してくれないが....それでもコネシマさんがあぁやって笑ってくれているのがとても嬉しかった。
指に大切にはめていたリングは今は首元にネックレスとして隠してある。
俺だけの秘密として、俺だけが知っているコネシマさんとの思い出として、大切に持っておくことを許してください...。
久しぶりにコネシマさんと2人になれる状況がたまたまあった。
グルッペンさんも、トントンさんも、オスマンさんも外交でここにはいなかった。
ひとらんさんも、街を出て刀というものを直しに。
皆も各々のことをしており、コネシマさんは静かに芝生の上に寝っ転がっていた。
時折手を上へ掲げていた。
「コネシマさん....何してるんですか？」
kn「っ！びっくりした....お前は...ショッピ君やったけ？」
「そうです。手上に掲げて何かを見ていたので気になって....」
kn「あー...見られてた？これなんだけどさ...」
そういい左手薬指にハマった紫の小さな飾りがついたリングを見せてきた。
「...なんですか？それ....」
kn「....ん〜？分からないんだ....結婚指輪...って感じじゃないけど...目が覚めた時も着いてたから...あと、よく見たら....ここに『s』って掘ってあるんだ」
まだ、持っていた。
大事にしてくれていた。
俺ですよと言えば1発で終わること。でも、言ってしまえば一瞬にしてコネシマさんの幸せという形は崩れてしまう。
厄介だ。
「....思い出せないんですか？」
kn「...残念やけど....」
「だったら....忘れちゃってもいいんじゃないですか？コネシマさんを苦しめているのなら....捨てちゃってもいいんじゃないですか？」
なんて、無責任なことを言ってしまった。
kn「それが楽なんだろうな....」
「....っ」
自分で促したことに少し後悔した。
kn「でもな...おれこれだけは絶対に離しちゃいけない気がするんだ。何か分からないけど大切なものなんだと思う....だから探さないと行けなんだ....何年かかったって見つけないと....」
大切そうに指輪を付け戻って行った。
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マサ(プロフ) - 奈飴亜さん» そうなんですよ！少年の日の思い出っていう物語なのですが、emさんが蝶なのか青年なのかよく分からなくなってしまいました。。まぁとらえかたとしては、青年とその蝶をemさんに重ねているみたいな感じで捉えてくれると嬉しいです(？) (2020年8月8日 8時) (
レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
奈飴亜(プロフ) - 最後の作品てあれですよね？教科書に乗ってる小説のやつですよね！zmさんが言ってたのってその事ですよね！ちがいますか？このことが言いたかっただけです、すみません (2020年8月6日 17時) (レス) id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - カイさん» まじで！？いやぁ上手くかけてる自信なかったから嬉しいわ！！応援ありがとう....ぜひ続編よろしくお願いします！！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - tn×shp+ch好きかもしれん。やばい。()あ、応援してます！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 03dad639ea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - 桜華さん» ほんまやぁぁぁぁぁぁ！！教えてくれてありがとうございます！！目ガバです。すいません....(言い訳 (2020年3月5日 17時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサ | 作成日時：2019年11月11日 19時
