zm×em(1) ページ49
em side
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ゾムさんに想いを伝え無事に恋人になれた。
デートなどにも行くようになってきたが1つ問題があった。
ゾムさんはいつでも戦えるようにと戦闘用のグローブを滅多に外さない。
お風呂の時は流石に外しているようだが、エ〇チの時だって...ゾムさんは直に触ってくれなかった。
それどころかグローブをしていないゾムさんに触れようとすると、スっと手を引っ込めてしまう。
そして、困ったように、怖がるように私の手と顔をみて一言言う。
zm「...いきなりやと怖いやろ...」
その顔が嫌いだった。その顔の時だけはゾムさんはその美しい瞳に俺を写してくれなかった。
そんな中また気づいてしまった。
私以外に触る時はグローブがなくても触れてられることに....そして、彼は私に触れる前
必ず消毒を欠かさなかった。
私は汚いのだろうか。
そんなことをグルグルと考え続け眠れない夜が何日か続いた。
zm「エミさん入るで....？」
こんな弱っている時に会いたくないのに...
zm「最近...眠れてないみたいやな....俺に頼ってくれてもええねんで？」
あなたが原因だから.....頼れないんじゃありませんか....こんな時にだけ....優しくしてこないでくださいよ....。
「ゾムさん....そのグローブを外して俺に.....触れてくれませんか？」
どうかどうか俺の考えと、勝手な考察を全てを否定してくれ。そうすれば私は....
zm「....すまん....それだけは....できひん」
ぽつりとつぶやき顔に影を落とし、大嫌いなあの....表情を私に向けた。
そして一言だけ言った。その一言だけで確信してしまった。
私はゾムさんに触れられることを許されていない。
私はゾムさんを汚してしまう存在であることを。
そして、ゾムさんは同情で付き合ってくれていたことを。
胸がズキズキ痛み出した。泣きたくないのに涙が溢れてくる。こんな姿、貴方に見せたくないのに....
zm「エミさn」
「どうしてあなたは....私に....！....同情なんていりません。私は....私なりに自分の弱い心を強くす力だって多少は持っています....だから」
涙なんていらない。
そっと拭ってゾムさんの目をじっと見つめた。
そして一つ笑顔を向けてこういうのだ。
「捨てるなら捨ててもらって大丈夫ですよ？」
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マサ(プロフ) - 奈飴亜さん» そうなんですよ！少年の日の思い出っていう物語なのですが、emさんが蝶なのか青年なのかよく分からなくなってしまいました。。まぁとらえかたとしては、青年とその蝶をemさんに重ねているみたいな感じで捉えてくれると嬉しいです(？) (2020年8月8日 8時) (
レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
奈飴亜(プロフ) - 最後の作品てあれですよね？教科書に乗ってる小説のやつですよね！zmさんが言ってたのってその事ですよね！ちがいますか？このことが言いたかっただけです、すみません (2020年8月6日 17時) (レス) id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - カイさん» まじで！？いやぁ上手くかけてる自信なかったから嬉しいわ！！応援ありがとう....ぜひ続編よろしくお願いします！！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - tn×shp+ch好きかもしれん。やばい。()あ、応援してます！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 03dad639ea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - 桜華さん» ほんまやぁぁぁぁぁぁ！！教えてくれてありがとうございます！！目ガバです。すいません....(言い訳 (2020年3月5日 17時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサ | 作成日時：2019年11月11日 19時
