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「あのさ、話があるんだけど。」
そう伝えると、あからさまに嫌な顔をされてしまい、泣きたい気持ちになるもグッと堪えて言葉を続ける。
「私、何かしちゃったかな…?」
赤瀬君に無視される心当たりが全くなくて、知らない間に嫌な事でもしてしまったのだろうかと不安だった。
「……別に。」
早くこの場を去りたいのが分かる素気ない返事。
ほんの三日くらい前までは、優しい表情を向けてくれていた彼とはまるで別人のようだった。
喉の奥が熱くなって、込み上げてくる涙と悲しい気持ちが溢れそうになるけど涙は見せたくなくて。
「………私のこと好きじゃなかったの…?」
そんな中で自然と口から出てきた言葉はこれだった。
「なに勘違いしてんの?そもそも俺、お前に付き合ってなんて一言も言ってねえじゃん。」
消えそうな声で絞り出した私の言葉に、半笑いで迷惑そうな顔で睨みつけてくる赤瀬君。
「自意識過剰やべえ。もう俺に話しかけんな。」
ショックで固まる私に追い討ちの言葉を残して去っていく赤瀬君の背中は涙でボヤけていて。
しばらく一人で泣いた後に教室に戻ると、話を聞いたのか今度はクラスの人達からの冷やかしの言葉。
そんな事があってから段々とクラスから孤立して、自分も目立たないように存在を小さくしていた。
そんな中でも莉子だけは味方で、絶対に自分のそばからずっと離れないでいてくれたのだった。
「もし東条君のことを好きになって、赤瀬君の時みたいに悲しむAを見るのは嫌だからさ。」
心配してくれる莉子の言葉が嬉しくて、何度も感謝の気持ちを伝えながら帰路に着いた。
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ユキ(プロフ) - おにぎりさん» 返信遅くなってすみません😭 ダイヤのAにハマっていまして、語れる人がいないので是非ボードで♢Aのこと語りませんか?いやでしたらスルーして頂いて大丈夫です‼︎ (2022年8月20日 18時) (レス) id: 390c1a0e26 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます! そう言っていただけて嬉しいです! 沢村も御幸も魅力的でとっても素敵ですよね! ありがとうございます、 頑張ります! (2022年7月28日 22時) (レス) id: 22e4c314bb (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 初めまして!!最近♢が好きになったものです! 推しは沢村と御幸なんですが、東条がメインの小説初めてなので読んでたらすごく面白くて…!これからも応援してます!頑張ってください!! (2022年7月28日 21時) (レス) @page17 id: 390c1a0e26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おにぎり | 作成日時:2022年7月16日 12時