生きてる意味.２

Ship ページ19

無事島まで届けてもらい、メリー号を降りた。(最後まで引き止められたけど)

お金は一応持ってるし、この島で買わなきゃいけないのはとりあえず船かな。あとログポース？っていうやつも。ナミさんに航海術は少し教わった。船漕げば次の島着く理論で行くので。

それと黒髪染めとカラコン。最近は染めっぱなしだからフードは被ってない。まあ、肌が隠れる条件は必須だけど。

あとは…食料に飲み水と着替え？かな。意外と買うもの多いな…金、足りるか？



・



とりあえず船屋(っていうのかな？)に入る。看板に船の絵描いてあったから間違いないと思う。

中に入ると主に(たぶん)少人数用の船がずらりと並んでいた。なんか色んな種類があるんだけど、何が違うのか見た目以外はよく分からん。こういうのは値段で選んだほうがいいのかな、やっぱり…うーん………

「お嬢ちゃん船を探しているのかい？」

『えっ、あ、はい。』

うんうん船の前で唸ってたら店主さんらしき人に話しかけられた。これはやっぱりおすすめを聞くしか…！

「良かったらいくつか選ぼうかい？」
『是非よろしくお願いします！！！』

じゃあまずは、と船に乗る目的を聞かれる。目的によって多少違ってくるらしい。

『グランドラインを旅？します。』

「へぇー若いのによくやるねー、ちなみに目的地とかはあるのかい？」

『あーっと、家族のもとに帰ろうと思っていて…』

「里帰りかぁ…」

と、こんな話をしている間に3つに絞ってくれた。どれも性能としてはそこそこ良く、大差はないとのこと。あとは好みで選んでくれと。

『じゃあこの一番右のください。』
「はいよ！船は南の港に繋いでおくからな！」

これ鍵、とわたされる。何から何までありがたや…


ほんじゃま、次行きますか！



．



あの後、服、髪染め、コンタクト、食料、水と必須アイテムを手に入れた。ログポースの使い方と本体も。

とりあえずの目的地はシャボンディ諸島というところ。いま父さん達はその近くにいるというのを風のうわさで聞いたので。

ログポース通りに進めば5つぐらいの島を渡ればつくというのをおばちゃんに教えてもらった。

途中途中で食料足したりしたいんだけど、お金が足りない説があり、非常にやばいですが、とりあえずこの島からは今から出ます。

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