第五話 過去 ページ6
似蔵「うぅ……」
私が向かった先は、
「ずいぶん苦しそうだな、似蔵」
似蔵がいる場所。
紅桜のせいで相当苦しんでいるようだ。
似蔵「フッ。アンタも苦しんでいるように感じるがね。どうだ、昔の同志が簡単にやられて苦しいのか」
「っ!?」
コイツ、
また子から聞いたが、銀時とも一回やりあったらしい。
桂をやって、銀時ともやりあって、一体何を考えているのか、私には全くわからない。
「お前は、一体何を考えているんだ」
似蔵「・・・・・ずっと俺がお前達の隣にいたら、アンタも、高杉も、こんなに傷つかずにすんだ……」
そういうことか。
「気持ちはありがたいがな、余計なお世話。ではないがありがた迷惑ということだな」
似蔵「俺があんなやつらよりも強くなって、これから隣にいるのは俺なんだ。昔だあ。過去だあ、忘れさせてやる。お前らの隣にいれるのは俺だということを証すんだよ」
やっと見せたあいつの本性。
恐ろしいくらいにやる気だ。
が、その前にな
「今、攻撃してるやつらもアンタのおかげだろう。ちゃんと片付けてくれよ」
そう言い、私は部屋を出た。
部屋を出てすぐ、晋助とすれちがった。
すると、晋助が足を止めた。
晋助「似蔵と、何かあったか」
「別に、何もないが。どうした」
私も足を止め、答える。
晋助「アイツに少し用があってな」
「そうか」
そう言い、私はまた歩き出した。
よし、また子達のところにでも行くか。
私は船外へと向かった。
・・・・作者より・・・・・・・・・
はじめに、「私のせいで」を読んでいただきありがとうございます。
作者のKIYOです。
評価、コメント、さらにお気に入り登録までさせてもらい毎日嬉しいです。
本題に入りますが、気付きましたか。
今回、いつもより短めだったんです。
何故かと言いますと、次回、(ネタバレになると思いますが)晋助サイド、そのまた次回に似蔵サイドを書きたいと思っています。
私のミスなのですが、主人公サイドが短めになってしまいました。
でも、このまま次回に移させていただきます。
本当にすいません。
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KIYO(プロフ) - アイウエオさん» ありがとうございます!大感謝です。今はまだ無理そうですが更新がんばります! (2015年11月9日 21時) (レス) id: 258f54b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
アイウエオ - KIYOさんの作った作品はとてもおもしろいです。続きを楽しみに待っています! (2015年11月9日 21時) (レス) id: f3fcac6a99 (このIDを非表示/違反報告)
KIYO(プロフ) - 〜kaori様、紀香様へ〜この度は、私のせいでを読んでくださり、ありがとうございました。御二人とも続きを待ってくれるようで嬉しいです。最近、学校や部活の忙しさがあり、中々更新することができませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします。 (2015年11月1日 21時) (レス) id: 258f54b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
紀香 - 続きを楽しみにしてます〜 (2015年11月1日 16時) (レス) id: e65e4d3f67 (このIDを非表示/違反報告)
kaori - 面白かったです。続きが気になります!! (2015年11月1日 15時) (レス) id: 3cc7ab27d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KIYO | 作成日時:2015年9月14日 11時