第三話 夜兎 ページ4
また子「うえっ!あ〜痛。くそ、似蔵のやつめ調子に乗りやがって」
隣で似蔵を愚痴ってるまた子。
さっきからずっとあの調子だ。
「すまん、また子。もう少し早く止めに入るべきだった」
また子「いえ、いいッスよ。A様は何も悪くないッスから」
なんてことを話しながら船の廊下をまた子と二人歩いていると、
ガンッ!!
曲がり角のところで物凄い音が響いた。
「何だ、今の音は」
また子「ちょっと見てくるッス」
「待て。私も行こう」
音のする方へ行ってみれば、呻き声が聞こえ、男が何人も倒れていた。
すると、奥の方から女の声が聞こえてきた。
?「離すネ!私にこんなことしてただで済むと思ったアルか!お前らみんな銀ちゃんに……」
よく見ると、ソイツは昨日の少女だった。
左肩を撃たれていたのにピンピンだな。
また子「はぁ、もうみんなボロボロなんスけど」
全くまた子の言う通りだ。
「こんな少女一人、早く殺してしまえば良かったのでは?武市」
別にこんな少女一人、とっておくにも何の意味もない。
しかも、その少女にはアレを見られてしまったんだ。
殺してしまうのが一番の対処方だ。
武市「すいません。A様、でもまだ何の情報もつかんでいないので、それにこの年頃の少女はあと2、3年したら一番輝く」
ほうほう、あと2、3年したら輝くねぇ
って
また子・貴方「ただのロリコンじゃねーか!!」
おお!ナイスはもり
また子と今、ロリコン変態じじい(武市)をチーン(←効果音)にしたところだった。
でも、よく見るとこの白い肌、そして、左肩の傷口がたった一日で塞いでいる。
「私から見れば、この少女、夜兎の特徴にぴったり当てはまっているのだが」
武市「やっぱりそうでしたか。また子死ね」
また子「お前が死ね。夜兎ってあの宇宙最強戦闘民族のことッスか。晋助様を狙ってやとわれたプロの殺し屋ってわけッスか。一体どこのまわしもんッスか」
「すまんが私にもこの少女が誰の仲間なのかわからない」
あと少し手がかりがあれば……
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KIYO(プロフ) - アイウエオさん» ありがとうございます!大感謝です。今はまだ無理そうですが更新がんばります! (2015年11月9日 21時) (レス) id: 258f54b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
アイウエオ - KIYOさんの作った作品はとてもおもしろいです。続きを楽しみに待っています! (2015年11月9日 21時) (レス) id: f3fcac6a99 (このIDを非表示/違反報告)
KIYO(プロフ) - 〜kaori様、紀香様へ〜この度は、私のせいでを読んでくださり、ありがとうございました。御二人とも続きを待ってくれるようで嬉しいです。最近、学校や部活の忙しさがあり、中々更新することができませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします。 (2015年11月1日 21時) (レス) id: 258f54b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
紀香 - 続きを楽しみにしてます〜 (2015年11月1日 16時) (レス) id: e65e4d3f67 (このIDを非表示/違反報告)
kaori - 面白かったです。続きが気になります!! (2015年11月1日 15時) (レス) id: 3cc7ab27d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KIYO | 作成日時:2015年9月14日 11時