261話 ページ14
目は写真を見たままだけど声は私にしか聞こえないようにボソッと呟いていた
及｢俺が隣で座ってたら肩貸してあげられたのに｣
チラッと私を見ながら困ったように笑う及川さんのその不意打ちにきゅんとしてしまった
あ｢え、や、別に...大丈夫ですよ｣
及｢Aちゃんが良くても俺が嫌だから｣
あ｢...え｣
優しい声色で私の頬っぺをさする及川さんのその表情がとても優しかった
及｢眠くなったらいつでも俺の肩使っていいからね｣
そう言って触れるだけのキスを私にしてくれた
あ｢は、はいっ｣
多分今のせいで寝れない事に気づいてしまった
及｢寒くない？大丈夫？｣
及川さんが着ていたジャージを脱いで私の肩にかけてくれる
あ｢大丈夫ですよ！及川さんこそ、寒くないですか？｣
｢私は大丈夫なので、及川さん着てください｣と返そうとすると及川さんに止められた
及｢俺はへーきだから。多分みんな暑いから冷房ガンガン付けてるから寒くなるでしょ？｣
｢Aちゃんは女の子だし、体冷やすとダメだからこれ着てて｣
さり気なく私たちの所に付いてある冷房を弱めてくれる及川さんが私に気を使ってくれている事が分かってしまった
あ｢で、でも及川さんも暑いんじゃ...？｣
及｢俺？...俺は寒いのあんまり好きじゃないからへーきだよ｣
｢それよりAちゃんが心配だから｣って言って優しく頭を撫でてくれる及川さんにまた好きが溢れる
自分より私を優先してくれるこんなに素敵な人と出会えて私は本当に幸せ者だなって感じてしまった
あ｢及川さん、ありがとうございます｣
｢大好きです｣と眠気になんとか耐えながら言葉を紡いだけど、それだけ言って寝たかったからそれを言った後に及川さんの肩に倒れるように頭を預けた
及｢なっ、にそれ...可愛すぎでしょ｣
及川はその後、1人眠れず、東京に着くまで寝れない夜をバスで過ごす事になった
そして、目の下にクマを作って東京合宿に参加するはめになったらしい
〜森然高校到着〜
起きるともう既に合宿先の場所に着いていたらしい
私は最後まで及川さんの肩を借りて眠っていたらしい。私が起きると既に及川さんは起きていて何故か目の下にクマができていた…
それを見た私が及川さんの目の下を触って｢すみません、私が肩借りてたからあんまり寝れなかったですよね｣と申し訳なさそうに謝ると及川さんがこう言った
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (
レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい！了解(*^^*) よろしく！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ（ ; ; ）ありがとうございますっ！！仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます！頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川､､､どんだけ大人なのよっっ！この小説大好きです！友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます！ (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年9月25日 20時
