179話 ページ32
1番聞きたかったことをさきさんが私に聞いてくれた
あ｢は、はい！｣
嬉しすぎて食い気味で答えてしまった…やばい恥ずかしい
内｢だと思った〜！及川ならあそこの席！｣
｢窓側の1番後ろだよ！｣と教えてくれた
あ｢え、あ、私入っていんですか？｣
内｢え？いんだよ？｣
私が扉付近でうずうずしているとさきさんが私の手を取って｢ほら！行くよ！｣と半ば強引に及川さんのクラスに入った
内｢及川！及川の可愛い後輩ちゃんが迎えに来たよ｣
あ｢え、ちょ、さきさん？！｣
内｢えへ！じゃあ後はお2人でごゆっくり！｣
｢ほら、そこの女子共！どいたどいた！！｣さきさんが及川さんの周りに群がって女の人を蹴散らしていた
やっと及川さんの顔が見えたと同時に及川さんとの視線が合う
あ｢あ、えっと、そのっ…一緒に…帰りませんか？｣
私が言うと驚いた顔をした及川さん
一瞬驚いた顔をしたけど、すぐに嬉しそうな顔をしていた
及｢うん、一緒に帰ろっか｣
席を立って私に｢行こ｣と声をかけて及川さんのクラスを出た
さっきまで話していた女の人達なんて目もくれずに私を優先してくれた事が嬉しくてたまらなかった。
〜帰り道〜
下駄箱で靴に履き替えて、夕日が差し掛かった道を2人だけで歩いていた
あ｢…｣
及｢…｣
お互い何も喋らず、ただただ歩く音だけが響いていた
こういう時って何を話していいかわからなくなってしまう
数分沈黙だった私達は及川さんの方から先にそれを破った
及｢今日Aちゃんがいてくれなかったら横山くんに勝てなかった｣
｢ありがとう｣と優しく笑った及川さん
あ｢いえ！私は何もしてないです…｣
及｢…｣
あ｢…｣
そしてまた静かになってしまったこの空気
何とか返事をする為に話題を投げかけようかと思った時、私の足が止まった
それに気がついた及川さんも止まって後ろを振り返り、｢Aちゃん？｣と呼んでいた
あ｢あの、｣
及｢ん？｣
及川さんの正面に立ち、意を決して及川さんに伝える覚悟をした
あ｢そ、その…及川さんに、返事をしたくてっ｣
及｢…｣
あ｢だからその、えっと、｣
及｢いいよ、ゆっくりで｣
｢待ってるから｣と及川さんの優しい声がとても嬉しかった
あ｢及川さん｣
及｢…｣
あ｢及川さんの事が、好きです｣
言い切ったと同時に及川さんが勢いよく私にガバッと抱きついてきたそれも結構強めに
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー！ご指摘ありがとうございます！いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます！ (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年6月18日 15時
