178話 ページ31
それを見ていた皆はと言うと…
岩「よし、行くぞ」
花「国見、お前ここで寝んな」
松「すげ、立って寝てる」
金「おい国見!寝んなよ!俺がおんぶするからここでは寝るな!」
国「…ん」
疲れきった国見くんの目は空いていなかった。しゃがんだ金田一くんの背中にのっかって退場門へと歩いて行った
あ「な、何か女子の目が…」
国見くんと金田一くんを見る女子の見る目が何となくあっち系を想像しているのかなと感じた
なんかあの2人のファンとか居そうだなと密かに思いながら胸の内にしまって私もそろそろ応援席に戻ろうとした時及川さんが「Aちゃん!」と言って走ってきた及川さんが抱きついてきた
あ「え、あの、」
及「及川さん置いてった罰だから」
小さな子どもみたいに拗ねている及川さんが少しだけ可愛かった
及「早く体育祭終わらないかな…」
及川さんのその言葉の意味を察した私は慌てて逃げ出し自分のクラスの応援席に走っていった
及「あっ…まぁ後で捕まえるからいっか」
「ほんと逃げ足は早いんだから」と緩く笑っていた及川さん
〜体育祭終了後〜
全ての種目が終わり、今年の優勝は赤組だった。
体育祭が終わったら私は及川さんに伝えなきゃ行けない事がある
それは、及川さんに返事をしなければならない。
いつまでも先延ばしにはしていられない。素直にちゃんと自分の気持ちを伝えないと、失った時には遅いって国見くんが教えてくれた
だから言うんだ、今日、及川さんに。
担任の話が終わり、解散となった私は花菜に「ごめん!今日は及川さんと帰る!」と伝えると「頑張れ!」と言ってくれた
花菜には、体育祭が終わったら及川さんに返事をすると伝えていた
そして私は花菜と別れたあとは3年生のクラスに向かった
3年6組と書かれた文字を見て私はクラスの中を覗いた
中を除くとガヤガヤと皆今日の体育祭の出来事を話していたり、この後の話などで盛り上がっていた
及川さんを探していると誰かがやってきた
内「あれ?Aちゃんじゃん!どうしたの?」
と今日は2つ結びにしている内海さきさんが声を掛けてくれた
あ「あ、あのっ、」
やばい、及川さんに会いたい気持ちが強すぎて後のことは何も考えずに走ってきたからなんて言っていいか分からなかった。それを見兼ねたさきさんがわたしに聞いてきた
内「もしかして及川の事探してる?」
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年6月19日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー!ご指摘ありがとうございます!いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます! (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ・・・!。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年6月18日 15時