151話 ページ4
及｢ちょっと！お母ちゃん！ノックぐらいしてよね！｣
母｢いいじゃない。減るもんじゃないし｣
及｢お母ちゃんがそうでも俺は減っちゃうよ！思春期の男子は勝手に部屋にはいられるの嫌なの知らないの？！｣
｢何よも〜｣と言いながら部屋を出ていったうちのお母ちゃん
ほんと毎回勝手にはいるのやめてほしいんだよね…
この間まっつん達が俺の家に遊びに来てた時、マッキーが如何わしい本を持ってきて俺に｢どんなプレイが好き？｣なんて聞いてくるから俺は｢両手拘束してから責めるのもあり｣とこたえたら知らぬ間にお母ちゃんが俺の部屋に勝手に入ってきてめちゃくちゃ引いた目をしていたのが今でも忘れられないんだよね…
その後は静かに扉を閉めていったお母ちゃんを見ていたまっつんとマッキーが俺の肩に手を置いて｢｢どんまい｣｣と言ってくれた
いや、そもそも如何わしい本持ってきたマッキーのせいだかんね？！
って今はそんな事どーでもいいんだった…早く浴衣選んで早めに神社に行かないと
待ち合わせ時刻は18時と伝えてある。
及｢Aちゃんの浴衣姿楽しみだな｣
なんてドキドキしながらお母ちゃんに｢行ってきまーす｣を伝えて、外に出た
案の定蒸し暑く、風が生ぬるかった
及｢あっつ｣
そりゃそうだよね、8月だもん
毎年夏休みなんて、暑さと戦いながら部活してたもんね
家から歩いて20分かけて着いた神社の階段の所で待つ事にした
及｢早く来すぎちゃったかな｣
携帯で時間を確認すると、まだ17時20分だった
及｢流石にまだ来てないよね｣
俺はAちゃんが来るまで携帯を見て待つことにした
暫く携帯を見ていたら誰かに声をかけられた方を見ると、前に俺に一緒にお祭りに行こうと誘ってくれた女の子だった
女｢及川さん！来てたんですね！｣
及｢あー、うん｣
まさか本当に声をかけられるとは思わなくて驚いた
女｢私今日、友だちと来てて｣
へ〜そーなんだと軽く思っていた
早くAちゃん来ないかなぁ…可愛いAちゃんに｢及川さん！｣って呼ばれたい…何なら｢とおる！｣って呼んでもらいたい…それはだめか
いや、やっぱり名前で呼んで貰いたいのはあるけどAちゃんを困らせる訳にはいかない
女｢で、私今日浴衣紫陽花柄なんです！｣
さっきから俺の周りにはあの女の子以外の女子にも囲まれてめんどくさくなっていた
なんで俺は毎回こんなにモテるんだ…
生まれつきってやつ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 350人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー！ご指摘ありがとうございます！いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます！ (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも | 作成日時：2022年6月18日 15時
