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107話 ページ9

私の抱きしめてあげます宣言により及川さんはずっと上機嫌なままこのセットを取ってしまい、練習が終わった後はべったり私に付きまとっていた。



及「Aちゃぁ〜ん」


とても嬉しそうな顔をして体をくねくねさせて私に近寄ってくる及川さんに少し恐怖を感じてしまったが自分が言ったのだから仕方がないと思っていた



花「嫌なら嫌って言っても良いんだからね」

あ「いや、でも…」

松「あいつ腕広げてこっち来てんぞ」

花「あーゆう妖怪いそうだよな」

松「ゲゲゲの〇太郎に居そうな奴な」



及川さんから逃げようと思ったが何だか幸せそうだったので受け止める事にした


あ「あ、あの…及川さんきつく抱き締めすぎですっ」

及「ん〜Aちゃん柔らかくていい匂い」


すぅーっと私の首元に顔を埋めて匂いを堪能している及川さんを見ている青城の皆は引いた目で見ている


及「今日の及川さんかっこよかった?」


高い位置にある及川さんの顔を見上げるとにこにこと目を細めて微笑んでいた及川さん




侑「俺ら何見せられとんねん」


今日の練習試合を終えた稲荷崎は、私たちのこの光景を冷めた目で見ていれば「リア充爆ぜろや」と言っている人達もいた因みに言っていた人とは宮侑のこと。

残念ながらまだ、リア充ではありませんと心の中で思った私だった。



治くんがはガン見してるし、角名くんは何故か携帯を向けて撮ってるし、宮侑は青筋を立てていた


あ「あの、周囲の目もありますし…そろそろ離してもらっても…」

及「え〜」


拗ねた顔をして私を見下ろしてくる及川さんに背後には花巻さんと、岩泉さんがバレーボールを持って目を光らせていた


花「爆ぜろ及川」

岩「消えろ及川」


次の瞬間、バチン!という盛大な音と共に、花巻さんと岩泉さんが持っていたバレーボールが及川さんの後頭部目掛けて勢いよく投げつけられていた

及「痛っ?!」



あ「凄い音しましたけど…大丈夫ですか?」


及川さんの後頭部にいきなりバレーボールが2つ飛んできたのは私も流石に驚いたし、何より散々岩泉さんに恒例のようにバレーボールを当てられている及川さんの後頭部が心配だった私は何となく、及川さんの頭を優しく撫でてあげた。

すると及川さんが真顔で私を見つめてきた


及「え、すき」



あ「え」



そのまま私に顔を近づけて何故か顎クイをされてしまい、もう鼻の先がくっつきそう距離であった






あ「え、あのっ、及川さんっ」



及「俺の目、みて」

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設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 及川徹   
作品ジャンル:恋愛
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね!応援ありがとうございます! (2022年8月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね!”応援しています! (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも | 作成日時:2022年5月14日 21時

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