119話 ページ21
私のこと…本当に好き…だから?
それとも、からかってる…だけなのかな…
でも、及川さん優しいからつい期待しちゃう私もちょろいとか思われてるのかな…
"はやく俺のこと好きになりなよ"
あの言葉は…本気だったの…?
あー駄目だ…私今めちゃくちゃ嫌な女になってる気がする…
大丈夫、そんな事ないって…及川さんは誰にでも優しいから日常範囲内の事だから気にしないでいいんだよ…
でも、
私といる時以外は他の女の子と楽しそうにしてる及川さんを見たくない
これが私の本音なのかもしれない
あ「どうしよう、私めちゃくちゃ好きみたいじゃん」
及川さんが通り過ぎ去った廊下をまだ見ていた私は口に手を当てて顔を真っ赤にさせながら眺めていたら授業の終わりを知らせる鐘が鳴った
〜お昼〜
あの後は授業の記憶がなく、ノートも全然板書できてなかったし、先生の声も全然聞こえなかった
花「A、お昼食べよ!」
いつもの様に花菜がお弁当を持って私の机に自分のをくっつけてくるが私は購買に行って毎週火曜日にしか買えない、いちごジャムサンドを買わなくてはならない使命があった
あ「花菜、ごめん私」
花「分かってる、行ってきな」
あ「花菜っ、ありがとうっ、私っ、生きて帰ってくるから!」
花「うん、待ってる…だから絶対帰ってこい!」
あ「うん!…行ってきます」
毎回恒例かのような会話を繰り広げている私と花菜を見ていたクラスの友だちには「今何時代だよ笑」、「お、やってるやってる」、「なんで毎回このやり取りなんだよ笑」などと話されているのは知っていたが、まさか国見くん達に見られてたなんて知りたくもなかった…
財布を持ってクラスを出ようとしたら国見くんと金田一くんにばったり遭遇してしまい、国見くんが少し笑っていた
国「先輩、絶対生きて帰ってきて下さい…ふっ」
あ「な、何でここに…?」
金「あ、なんかすみません…俺たち移動教室からの帰りでして」
金田一くんがぺこっと頭を下げていたのが申し訳なくなった
あ「そ、そうなんだ」
って、もう12時過ぎてる!やばい、売り切れちゃう、あのいちごジャムサンドは50個限定だから早く行かなきなきゃ買えない
国「俺たちそのまま購買行くんですけど、先輩も一緒に行きます?」
未まだまだ笑いを堪えきれていない国見くんが誘ってくれたが、私は一刻も早く急がなければならない
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね!応援ありがとうございます! (2022年8月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね!”応援しています! (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年5月14日 21時