116話 ページ18
松川さんが手を振ってくれたのを見終えた後、更衣室で私も部活着に着替えた。
及｢Aちゃん、ちょっとおいで｣
試合形式を見て、スコア表を書いたりドリンクの補充などを行ってる時及川さんに声をかけられた
あ｢はい…？｣
及｢後ろ向いてくれる？｣
及川さんに言われて後ろを向くと自分の髪の毛が及川さんの手によって、暑苦しかった髪の毛が高い位置で結ばれポニーテールをしてくれた
及｢うん、これでよし！｣
あ｢あ、ありがとうございます｣
及｢今日髪の毛おろしてたからさ…もしかしたらゴムなかったのかな〜って思って｣
｢あ、ごめん…嫌だった？｣と聞いてくる及川さん
あ｢全然大丈夫です！助かりました！ゴムは後でお返ししますね｣
及｢いーよ、あげる！｣
あ｢貰っていいんですか？｣
及｢うん…俺が持ってても変だし｣
｢だからそのゴムはAちゃんにあげる｣と優しく微笑む及川さんに胸が高鳴る
あ｢ありがとうございます。大切にします｣
そして朝練が終わる時刻となり、各自部室に行って着替える人や、その場で着替える人がいた
あ｢私も着替えないと｣
更衣室で着替えた私は朝のHRに間に合うようにクラスへと向かっていた時誰かに呼び止められ足を止めた
？｢あ、望月｣
あ｢田辺くん…どうしたの？｣
校庭で朝練を行っていたサッカー部で同じ2年生の田辺蓮弥くんだった。彼とはクラスが隣だからよく体育で同じにはなったりするけどあんまり会話はしたことがない
田｢えっと、その…今日の昼さ、ちょっと時間あったりする？｣
あ｢お昼？｣
田｢うん｣
花菜には話せば分かって貰えると思い、私は承諾した
あ｢うん、大丈夫だよ｣
田｢まじ？ありがとう！じゃあお前のクラス行くな！｣
あ｢うん｣
田｢じゃあまた後でな！｣
何だったんだと思いながらクラスへと歩き出した
〜クラスにて〜
試合形式をやると言ってもアップを始めた後に行っていたので汗をかかないはずがない。それに、私も最近運動不足だったから皆のランニングに混ぜて走ったが追いつけなかった。国見くんが一緒に走ってくれたから何とか最後まで走りきることができたけど…
国｢俺も一緒にサボるんで走りましょ｣
走ってる最中にそんな事を真顔で言われたから少し凹んでしまった。だって私だってみんなと一緒に最後まで走りたかったのに、国見くんにあんな事を言われたから私の走りはそんな風に見られてたのがショックだった…
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね！応援ありがとうございます！ (2022年8月11日 22時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね！”応援しています！ (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年5月14日 21時
