67話 ページ18
及「及川さんすんごい待った」
あ「そうですよね…ごめんなさいっ」
及「許さない」
あ「え…」
俺が許さないって言うとAちゃんの目がうるっとして俺を見つめながら慌ててるそんな姿にきゅんとしてしまった
及「ぷはっ!…可愛い」
思った事が口に出てしまったけどほんとの事だからいっかって思った。
あ「え、からかったんてすか?」
及「うん」
そう素直に言うと口を尖らせるAちゃんに俺は距離を縮めた。ここが廊下で人が多くなってきても俺は気にせずAちゃんに近寄った
あ「及川さん、何か近い気がっ」
及「ん?だって、俺が近づいてるから」
あ「な、なんでっ」
Aちゃんが持っていた入部届けの紙を取って、Aちゃんを優しく俺は抱きしめた。だって、そうでもしないとAちゃんが遠くに行ってしまいそうだったから
あ「あ、あのっ、及川さんっ」
及「ごめん」
あ「…?」
及「昨日はAちゃんに冷たい態度とってごめん」
人目も気にせず俺はAちゃんをさっきよりも強く抱きしめた
松「ったく、俺の前でいちゃつくなっての」
自分のクラスに戻ろうとした時及川とAが抱き合ってる所に遭遇してしまった松川一静と、向かいから花巻貴大がやってきてその一部始終を携帯で撮っていたらしいなんて、及川は気づいていないであろう…
花「スーパーヒーロー及川くんは遂に恋焦がれている女の子に手を出してしまった?!の巻」
松「何そのタイトル」
花「スーパーヒーロー及川くんの続編だよ」
岩「お前ら何してんだよ」
丁度その時岩泉も自分のクラスに入ろうとしていた時、松川と花巻に遭遇した
松「おー、岩泉」
花「俺が来たらあーなってた」
何故か3人はこの光景を見届けることにしたらしい
あ「及川さん、そろそろ離してください」
及「えー」
あ「えーじゃないです!もうすぐで、HR始まります」
及「…そうだね」
名残惜しかったけど離してあげた
あ「あの、及川さん」
及「ん?」
急にかしこまったAちゃんが何かを覚悟したように俺を見る
あ「及川さん達のマネージャー、やらせて下さい!」
頭を下げるAちゃんに俺は屈んだ
及「うん…やってよ。俺はずっとAちゃんがいい。Aちゃんじゃなきゃだめ」
あ「はいっ、お願いします」
今まで堪えてた想いが溢れてしまい、感情のままに言ったらAちゃんの瞳孔が開いたように見えた
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時