66話 ページ17
松「のんびりしてると取られちゃうんじゃない?」
及「え?誰が?」
松「Aちゃんだよ」
その瞬間クラスにいた何人かの人達の声が聞こえなくなった
Aちゃんが?取られる?
松「知ってる?お前」
及「何が」
松「今Aちゃんめっちゃ可愛いって皆話してるらしい」
及「…」
まぁ、最近Aちゃんに対する男子からの視線はうざいほどあったなんて俺でもわかる
変わる前のAちゃんになんて見向きもしなかった奴らがAちゃんが変わって可愛くなったからって眼中に入れてきやがってくそむかつく
松「あれ〜?及川くん、もしかして怖気付いちゃった〜?」
及「は…俺が怖気付く?」
松「お、こわ」
及「俺はAちゃんに、俺以外考えられないようにしてあげるって言ったし、そうさせるから大丈夫でしょ」
松「ふはっ、ほんと怖いわお前笑」
及「褒め言葉として受け取っとく!」
俺達が話している時に3年のクラスに1人の女の子がやってきたらしい
男1「お、あの子ってもしかしてビフォーアフターしためっちゃ可愛いあの子じゃね?」
男2「前も可愛かったけど俺は今の方がタイプだわ」
松「噂をすればって奴だね」
俺のクラスにいる男子皆が3年の廊下にいるAちゃんを見つめて鼻を伸ばしていた
及「ごめん、行ってくる」
松「頑張れスーパーヒーロー及川くん」
好きな子には優しくだよなんていらない事を付け足してくるまっつんの声に俺は少し冷静さを取り戻し、きょろきょろと誰かを探しているだあろうAちゃんの所へ行った
及「Aちゃん」
あ「!…え、あ、及川さん!おはようございます」
俺が背後から声を掛けたから少し肩がビクッとなったAちゃんが可愛かった
及「うん、おはよ」
あ「あ、あの、昨日はその、えっと、」
今日も昨日と同じハーフアップの髪型をしているAちゃんを見て少し意地悪したくなり、俺はあたふたしているAちゃんの髪の毛を一束自分の手に絡め取った
あ「?!」
及「その手に持ってるのは昨日俺が渡した紙?」
昨日の事を話そうとしているAちゃんに、黒尾くんの名前を出して欲しくなくて話題を変えさせた
だって、俺と一緒にいる時は俺との会話を楽しんで欲しいし、もっと笑ってる顔が見たいもん
あ「はい」
及「マネ、やってくれるの?」
あ「やります!私なんかがお役に立つのなら」
あと、ずっと待たせてしまってごめんなさいと謝るAちゃん
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時