42話 ページ43
及｢Aちゃん…今から及川さんの言うことちゃんと聞いてね？｣
あ｢…はい｣
内心、この子絶対分かってないよね…と思いつつも俺は続けた
及｢こんな田舎でこんな人気の無い道で何が起きてもおかしくないんだよ？しかもここら辺は外灯があまりないし…それにここら辺は物騒だって聞いたし…Aちゃん気づかなそうだし…後ろから襲われてもおかしくないんだよ？｣
あ｢で、でもここから本当に家が近いので大丈夫です…襲われたとかっていうのは1度もなくて｣
及｢なくてもこれからあるかもしれないでしょ？！もー！！全然分かってないんだから！！｣
どうしよう…今は夏だから夜が暗くなるのはきっと19時くらい…今のこの時間帯はもう19時を廻っている
これから冬とかきたら暗くなるのがもっと早くなるからこの子を1人にさせて何かあったらたまったもんじゃない
あ｢な、何かごめんなさいっ｣
俺が大きな溜息をつくとAちゃんは俺に何かしてしまったと思ったのか謝られてしまった
及｢えっと、そうじゃなくて…んー、謝って欲しいとかじゃなくて…もう少し危機感を持ってほしい｣
だから今日は俺に送らせてと強く言うとAちゃんは観念したかのように、お願いします。と言ってくれたから一安心したけど…これからは俺が送ろうと思った俺だった
誰よりも素直で優しくて俺よりもずっと小さくて可愛いAちゃんを誰にも触らせたくないとそう思った今日の俺はどうかしてしまったらしい…
きっと岩ちゃんにいつも俺の頭にボールをぶつけられてるから頭がおかしくなってしまったのかもしれない。多分きっとそうだと心の底で思っていた
多分どこかで俺はこの子に執着してしまっているかもしれない自分に気づいてしまった俺は"気づかないフリ"をしてしまえばこの感情は忘れられると思った…
自分から落としにいくと言ったあの時の俺は多分、すごい自信があったんだと思う
今日ラーメン屋にいたAちゃんの元カレの修斗とかって言うあの男が、去り際にAちゃんを見ていた…その男のAちゃんを見る目にムカついてしまった…だって、Aちゃんの事、思い詰めた顔で見つめてたから…
色んな女の子取っかえ引っ変えだったんじゃないの？何で浮気しといてあんな目でAちゃんの事見つめられるの？
あの場面を思い出すとイライラしてくるこの感情を今は必死に殺した
あ｢あの、大丈夫ですか？｣
Aちゃんの声に我に返りにこっといつものように笑った
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もも(プロフ) - はなさん» 教えていただきありがとうございます！！！今外しました！！ありがとうございます！ (2022年1月11日 22時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ 消さないと違反になっちゃいます💦 (2022年1月11日 18時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - RIOさん» ご感想下さり、ありがとうございます！ハイキューキャラは皆かっこいいですよね(*^^*)今後は、及川さんとの出会いで夢主様が変わっていきますので最後まで見て下さると嬉しいです！よろしくお願いいたします！ (2022年1月11日 14時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - めっちゃ面白いです！この作品！やっぱりステーキ及川さん好きやわ…とか思いながら読んでたんですけど、結局は全キャラ好きです(え)あと、二人の友情というかなんというか…めっちゃカッコいいなって思いました。応援してます！ (2022年1月10日 23時) (レス) @page9 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年1月9日 16時
