1話 ページ2
季節が冬から春に移り変わり、桜がひらひらと舞っているそんな中、私はと言うと…
あ「ふわぁ…」
今日が始業式という事を今日まで忘れてしまっていた。昨日の夜は花菜と、鍋パーティーをしてそこからゲームをして、夜中の3時には花菜が家に帰って…
あれ、私その後何してたんだろう…
あ「寝ちゃったのか」
ボサボサの髪の毛を手櫛で溶かしながらベッドから起き上がり、洗面所に向かった
あ「よし、今日も地味でブサイクな私」
高1の時から腰辺りまであった長い髪の毛を今は肩下まで切り、真っ黒色の髪の毛に染めて髪を今日もいつもと変わらない1つ結びに纏める
あ「朝ごはん…はいっか」
学校ついたら購買行って適当に買うかと思いながら青葉城西の制服を着て、重い足取りで玄関を開けた
花「あ、やっと来た」
玄関を開ければ中学の時からいつも私の隣にいていつも助けてくれる大事な親友の花菜。
そして、同じバレー部に所属していた
あ「ごめーん、いまさっき起きてさ」
あははなんて笑っていると「この、お寝坊!」と軽く頭を叩かれた
あ「いて」
花「愛のムチよ」
あ「愛のムチって笑」
私たちはいつもこうして学校まで一緒に通っている。くだらない話をしたり、寄り道をして帰ったり、毎日私の隣には親友の花菜が居てくれる。そんな存在が私にとってはいつしかかけがえの無い存在になっていた。
花「うわ、なにあの人混み」
学校に着くと花菜が女多くね?なんて指を指す方向を見るとそこには、青葉城西の中でも最もイケメンと言われるあの、及川さんが下駄箱の前で女の子達に囲まれていた
女1「及川さん!写真撮ってください!」
女2「イケメン!めっちゃかっこい!!」
女3「彼女にして〜!」
可愛い女の子たちに囲まれる彼はとてもキラキラと輝いて見えた
及「ごめんね、今ちょっと急いでるんだ」
また後でね〜と微笑むと周りの女の子達がまた黄色い声を挙げていた
花「くそ耳痛い」
あ「私、関わりたくない人第1位かもしれない」
花「第1位って、ふはっ」
腹を抱えて笑う私の親友は、そうだね、私も関わって欲しくないかななんて笑う花菜の横顔はとても勇ましかった
あ「花菜、クラス表見に行こ」
花「うん!」
私と花菜は自分のクラスを見る為に掲示板に貼られている紙を見る為に人混みを掻き分けて必死に探した
花「あった!」
あ「え、どこ?」
花「ここ!」
花菜が指さす所を見ると私と花菜の名前があった
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もも(プロフ) - はなさん» 教えていただきありがとうございます!!!今外しました!!ありがとうございます! (2022年1月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! 消さないと違反になっちゃいます💦 (2022年1月11日 18時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - RIOさん» ご感想下さり、ありがとうございます!ハイキューキャラは皆かっこいいですよね(*^^*)今後は、及川さんとの出会いで夢主様が変わっていきますので最後まで見て下さると嬉しいです!よろしくお願いいたします! (2022年1月11日 14時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - めっちゃ面白いです!この作品!やっぱりステーキ及川さん好きやわ…とか思いながら読んでたんですけど、結局は全キャラ好きです(え)あと、二人の友情というかなんというか…めっちゃカッコいいなって思いました。応援してます! (2022年1月10日 23時) (レス) @page9 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年1月9日 16時