自称ブスは変わり者3 (ページ14)

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112話ページ14

すると今度は、違う人達からのLINEが沢山来た

まず、やえとさえ達とのグルでのLINEがきていた

やえおーい!起きろバカ!!

さえ朝ですよ!起きなさい!!!!

その後はスタ爆をされていた…

その次は倫太郎からだった

倫太郎もう10時なんだけど、なんで来ないの?

倫太郎おーい

そして次に治だった…どうしよ、1番LINE開きたくないな…

それでも見ることにした

治昨日はありがとうな

治あと、すまんかった

そして次は何故だか分からないが青城の松川さんと花巻さんからLINEがきていた

あ｢え、なんで？交換した記憶が無い｣

花巻やっほー

花巻及川から貰っちゃった☆

花巻今度デートしてね

よし、見なかったことにしよう。

次は、松川さんだ…あの人何考えてるか分からないからちょっと近寄りがたい

松川どーも。誰もが知ってる松川一静くんでーす

松川あ、マネやってくれるって本当?

は？…はい？何を言っているんだこの人は…

あ｢2人ともチャラそう｣

あと、絡まれたら面倒くさそう

全部で100は越えるであろうLINEを見ずに二度寝をした

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:夕方17時

あ｢…ん、｣

むくっと起き上がると、外はオレンジ色になっていた

あ｢お腹減った｣

朝から何も食べていない私は冷蔵庫を漁った

あ｢何もないじゃん｣

ご飯を買いに行こうと思い、昨日治に教えてもらったスーパーへと足を運ばせた

あ｢にしても、夕方なのにまだ暑いなんて｣

7月も終わりに近く、ヒグラシが泣いていた

あ｢っ！｣

信号を待っていると前方から稲荷崎の制服を着ているバレー部の3年生らしき人達が前からやってきた

やばっ、絶対バレる！でも今半袖短パンだし、それに髪の毛団子にしてるから多分へー気

あ、信号が青になった

よし、走ろう走ったらわかんない

が、それがいけなかったのか、不意に誰かに名前を呼ばれてしまい立ち止まってしまった

北｢…A？｣

あ｢ﾋﾞｸｯ｣

横断歩道のど真ん中で私は走っていた足を止め、静止した

北｢今日学校休んだってほんまか？｣

部活にも出なかったから、知ってるのは当然だよね…

あ｢は、はい｣

冷や汗が止まらない