357話 ページ29
レ｢サンジの唯一の癒しは母親だった。雨の日城を抜け出して自分で作った料理を持っていってたけど、まだ子どもだから真面に料理と言えるほどの物を作れなかったわ。それでも母親は食べてくれたってサンジが檻の中にいる時私に笑いながら話してくれての。鉄の面を被されて兄達が来てわ殴られ蹴られて…私は見てることしか出来なかったから。私が助けたら兄達に蹴られるし誤解もされてしまうと思ったの。でも、毎日サンジの傷を治していたのは私よ。｣
レイジュが懐かしそうに私に語ってくれた
あ｢レイジュは、それでいいの？本当はレイジュも優しい人なんじゃ…｣
レ｢勘違いしないでくれるかしら？私にそんな感情なんてないわ？｣
あ｢でも、サンジの傷を毎日治してたんでしょ？優しいよ。レイジュだけは｣
二人の間に風が吹く
レ｢お話もここまで。さぁ、行くわよ｣
あ｢クラッカーはいいの？｣
レ｢大丈夫よ。心配いらないわ｣
私達は船に乗った
そして、ジェルマの城に着きレイジュの部屋へと向かった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
レ｢ここよ、入って｣
レイジュがドアを開ける
あ｢お邪魔しまーす。……！｣
サ｢っ？！｣
レ｢驚いた？サンジ｣ﾆｺ
あ｢え？サンジ…？｣
そこには、いつもと違う服を着たサンジが居た
レ｢サプライズゲストよ｣
あ｢サプライズゲスト？｣
レ｢サンジにサプライズゲストとして、結婚式をする前に貴方を呼んだの｣
サ｢Aちゃん…どうして君がここに…｣
私はサンジの所へ歩み寄る
あ｢貴方を救けにきたの。私だけじゃない！｣
サ｢！……ルフィ達か？｣
あ｢そう。ナミもキャロットもチョッパーもブルックもペドロもいるっ。皆貴方を救けに来てくれたのっ｣
だから、と言おうとするとサンジは言い放つ
サ｢俺はこの結婚式に納得しているんだ。だから、君は仲間のところへ帰るんだ｣ﾆｯ
あ｢！！……何言ってんの…納得してたらそんな顔して納得してるなんて言わないよ！サンジっ、本当は皆ともっと冒険したいでしょ？そうでしょ？｣
サ｢っ、｣
あ｢過去の自分と今の自分を重ねてたら絶対に迷う。でも、今は怯えてても本当の心だけは怯えないでっ。自分には嘘をつかないでっ｣
サンジの頬を擦りながらあやす様に言う
サ｢っ｣
ｸﾞｲ
あ｢！｣
サンジは、Aを思い切り抱き締めた
レ｢…｣
サ｢…｣
あ｢…｣
手が、体が震えてる…
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パンとめん(プロフ) - ゆーかさん» はい！頑張ります！ (2019年3月3日 20時) (
レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - シンアさん» ありがとうございます！とても励みになります！ (2019年3月3日 20時) (レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか - 更新頑張ってえええええええ！！！ (2019年2月21日 20時) (レス) id: 85dd9f4813 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 楽しいです。(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年2月19日 16時) (レス) id: 3e537abb72 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - イゾウRAVUさん» 嬉しいです！！はい！頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンとめん | 作成日時：2018年10月8日 17時
