・まいきー ページ1
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最初に出会ったのはいつだったか______
確か、同じくらい暑いあの日の公園。
『何してるの？？ねぇ、Aも入れてよ！！』
まだ小学生くらいの幼い君。
ただその太陽みたいな俺を照らす笑顔は昔も変わらなくて、見ているとすごく心が温まった。
「おまえ、弱っちそうじゃねぇか」
隣にいた場地がそういうのも頷ける。
外で遊んだことがないのかと勘違いしてしまうほど透き通った白色の肌。
触れてしまえば折れるのではないかと思うほど細い腕。
喧嘩なんて明らかに出来なそうだし、一発殴られただけでも死んでしまいそうだ。
『弱っちそう、か。うーん、じゃあ強くなる特訓するから手伝ってよ！！』
ほら、またそうやって笑うんだ。
にひっと口角を大きく上げ、この天気にとても似合う。
場地だって、見惚れてしまうほど綺麗な笑顔に。
「いーよ、じゃ俺ん家行こ？道場なんだ」
無性に君と一緒にいたくて、左手を取って駆け出す。
一瞬何があったか分からないように困惑して、それでもやっぱり楽しそうに笑って。
場地も少し置いてかれたようだったがすぐに追いついて、こいつの逆の手を握って走る。
それが妙に気に食わなくて、話せよ、と声をかけるけど、
『えー、みんなで仲良くした方が楽しいよ！！』
やっぱり君には敵わない。
出会ってたったの5分、ただそれでも俺の人生を大きく変える重要な5分。
なんでこんなにも、君が輝いて見えるのかは分からないけど、そんなに考えるのは後回しにして。
今、君といられる時間を大切にしようと心から思った。
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つむり - 初めまして。とても素敵な設定で読みやすい文章でした。この後がとても楽しみです！続きをいつまでも待ってるので是非またお願いします！！(三ツ谷くんと千冬くん早く出てきてくれると本当に嬉しいです) (2022年3月1日 11時) (
レス) id: f0e507d6e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さめきょうりゅう | 作成日時：2021年11月28日 21時
