占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:3,439 hit

195話 光影双子の問題掲示 ページ15

【紗羅 視点】



「皆さん、お身体の調子はいかがですか?」

「……あ、私達はもう大丈夫です」



清楚な白いドレスを身にまとい、首を傾げるアルメリアの王女。

アスターと同じくらいの、ストレートなカメオ・ピンクの髪が、動くたびに揺れた。

両方の長い横髪につけられている、アルメリアの紋様が描かれた青白い飾りが光る。

美しく透き通った声に、思わず大丈夫だと答えてしまった。

らい姉はさっき起きたところだけど、まぁいいわよね。



「そうですか。でしたら、そろそろ王宮の広場にご案内しますね」



王女はそう言い残すと、さっき入ってきた高級そうなドアの側で待っていてくれた。

私達はすぐに彼女についていき、ぞろぞろと王宮の広場へ向かう。

現在、私達の軍は計16人と1匹(?)。でも、王女の身体から伝わってくる魔力の量は、普通の

人間より少し強めってくらい。魔法を扱えるレベルじゃないわ。

やっぱりあの広場で、王族が私達を助けるのは難しいわね。

アルメリア王族が本当に魔法を使えないとすれば、王国内に他の魔法使いがいるのかしら。

でも、私達の街以外に魔法使いがいるというのは、最近の事件の事を考えれば危険だし……

アルメリアの民は日之影家の者を追い出そうとしていたって、世羅も言ってた。

日之影家といえば大魔法使いの一族だから、アルメリアの民が恐れているのは多分魔法使い。

王族が何処かの魔法使いをかくまっているとなれば、民と対立しているのは明らか。



「王都が荒れていたのはそのせいだろうな。戦争が起きたのは結構前の事だろうし……」

「だから読心術っ!」

「あーい」



でもどうして。前までは多くの民族が行き交う港みたいな国で、魔法使いも普通にいたのに。

それに、各地の政治を行うフェアヴァルト家の人間は、みんなアルメリア出身なのよ?

政治家かつ名門貴族の一人息子であるミリヤが、私達に味方しているとなれば……

一応、私達の味方はアルメリアの王族と貴族ってことになるわね。



「さっき電話で確認したが、やっぱりミリヤは戦争のことを知らなかったらしい」

「ふーん。ミリヤの御両親、大丈夫かしら」

「生きてたら、王城にでも避難してるんじゃないか? 後で確かめようぜー」

「えぇ。それにしても、私達ってアルメリアの民に怖がられるような事したかしら?」

「危害は加えてないだろ。大昔の先祖が何かやったのか、"奴"みたいなのが噂を流したか……」

「面倒ねー」

196話 深緑でレフティーな黒もやし→←194話 でりかしーのない少年


ラッキーカラー

あずきいろ

4. までのキャラが扱える楽器をご紹介!《共通点も考え中》

シネラ:???…… まさかのオリジナル楽器です。ネタバレになりかねないので???状態。


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定キーワード:シリアス , 魔法 , 恋愛   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さやや | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8211/  
作成日時:2017年8月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。