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夢鬼5 ページ8

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童磨様は用事があるらしく
出掛けてしまった。







(もう夜なのにどこに行くんだろう…)







夢想姫は童磨のクッションに寄りかかり
ながら童磨の帰りを待っていた。







(鬼って楽だなぁ…人間みたいに寝る必要
もないし…陽の光の下を歩けないのは
辛いけど…)








「そういえば無惨様って何で私を
気遣ってくださったのかなぁ…」







夢想姫は無惨のお気に入りだということと
自分の血鬼術に気づいていなかった。








暫くして童磨様が帰ってきた。








童磨様の方を向くと童磨様から
血の匂いがした。







「もしかして人を喰ったんですか?」







童磨「あれ、やっぱり気づくかぁ…
最近信者が増えてきたから数人ね」








匂い落としてきたんだけどなぁって
言いながら私の横に腰掛けた。








「童磨様…」







聞きたいことがあって童磨様の
名を呼んだ。






童磨「ん?」







「人間の血って美味しいですか?」







(私にとっては不味くて吐き出しちゃう
物だけど普通の鬼達にとってはそれが
食料なんだもんね)








童磨「うん、特に女が美味しいかな
女は栄養価が高いからな」







「へぇぇ…」







やっぱり私は他の鬼とは違うんだと
実感してはぁと溜息をついた。








童磨様はそんな私の頬に手を添えて
笑顔のまま目を細めた。








童磨「君って鬼なのに美味しそうだよねぇ
鬼じゃなかったら喰ってしまってるよ」








そう言うと頬から手を離して
なんてねって言った。









「…」









童磨「おやおや…怖がらせてしまったかな
冗談だから気にする必要は」









「食べてみます?」









私はそう言って童磨様の前に自分の
指を差し出した。









童磨「え?」

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月の狼 - あぁぁぁかっこよすぎかよ!~~ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
- ああああもう好きいいいい!夢食べるってばくみたいですね!面白いので小説の更新頑張ってください!応援してます!(あと童磨推しだったから発狂した) (2020年3月9日 14時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 七七四さん» えめちゃくちゃ嬉しいです!お読み下さってありがとうございます!続編出来ましたので宜しければまたお付き合いくださいませ(o´艸`) (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - muitirou?さん» 童磨も好きですが猗窩座も好きなのでこういう絡み入れたかったんです(///ω///)ありがとうございます!続編出来ましたので宜しければ! (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
七七四(プロフ) - 今日このお話を知って、一気に読んでしまいました。とても面白かったです。続編が出るのを心待ちにしてます。(^o^) (2019年12月1日 15時) (レス) id: 14bdff1be1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞神楽 | 作成日時:2019年11月17日 23時

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