夢鬼9 ページ12
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夢主side
「しっかり場所を把握していないのに
出てきちゃった…ぅぅぅ」
とりあえず屋敷の中をぐるぐる
歩き回る。
「鳴女ちゃんの血鬼術が
羨ましい…」
その場にしゃがみこんで膝に
顔を埋めた。
(私にも…血鬼術があればなぁ)
壁に寄りかかって童磨様が迎えに
来てくれるのを待とうとした。
「あれ…？」
ここはさっきとは違う場所だった。
「え…無意識に歩いてきちゃった
のかな？」
とりあえず近くにあった手拭いで
血を拭き取ってまた歩き出す。
「おかしいなぁ…こんな所に
きた記憶なんてなかったのに…」
少しだけ早足で童磨様の元に戻ろう
と歩き回るけどやっぱり分からなくて
「私…ここでやって行ける自信ないよ」
(童磨様のとこに早く戻りたいよ…)
泣きべそかきながら歩いてると
何かにどんっとぶつかった。
「わっ！」
童磨「あれ？迷ってると思ったけど
遅かったじゃないか」
いつの間にか童磨様のお部屋の前に
着いていたらしい。
私はぎゅうっと童磨様に抱きついた。
童磨「おやおや、どうしたのかな？」
「ぅぅぅ…！やっと戻ってこれたぁぁ」
童磨様は頭を撫でて頑張ったねぇって
言ってくれた。
何があったのか童磨様に聞かれたから
不思議と童磨様の元に戻りたいと思ったら
戻れたこと等全て話した。
そしたら童磨様は辛かったねぇ
頑張ったねぇって言ってくれてまた
頭を撫でてくれた。
(童磨様に頭を撫でてもらうと安心する)
童磨(…なるほどねぇ。゛それ ゛が
この娘の血鬼術か…)
童磨は泣きつく夢想姫を他所に
ニヤリと笑っていた。
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月の狼 - あぁぁぁかっこよすぎかよ!~~ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
雀 - ああああもう好きいいいい！夢食べるってばくみたいですね！面白いので小説の更新頑張ってください！応援してます！(あと童磨推しだったから発狂した) (2020年3月9日 14時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 七七四さん» えめちゃくちゃ嬉しいです！お読み下さってありがとうございます！続編出来ましたので宜しければまたお付き合いくださいませ(o´艸`) (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - muitirou?さん» 童磨も好きですが猗窩座も好きなのでこういう絡み入れたかったんです(///ω///)ありがとうございます！続編出来ましたので宜しければ！ (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
七七四(プロフ) - 今日このお話を知って、一気に読んでしまいました。とても面白かったです。続編が出るのを心待ちにしてます。(^o^) (2019年12月1日 15時) (レス) id: 14bdff1be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞神楽 | 作成日時：2019年11月17日 23時
