【鬼滅の刃】夢喰い鬼は人を喰えない

夢鬼25 ページ30

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最近童磨様がおかしい。







何がって聞かれるとどう答えれば
いいか分からないけど…







猗窩座様に聞いてみたけどあいつの
話はやめろって言われてしまった。








今は童磨様は教祖様のお仕事で
お部屋にはいない。







私は猗窩座様から自分が血鬼術を
持っているということを聞いた。








空間操作の血鬼術らしく戦闘向き
ではないけどとても便利なものだった。








童磨様がいない時は2人で血鬼術の
練習をした。








「んん〜！！」








(猗窩座様の所に行きたい！)








使い方は簡単でこんな風に何処かへ
行きたいと念じるだけだった。







ﾊﾟｯ







「わ！今度は上手く出来た！！」







目の前には猗窩座様…そしてここは
童磨様のお部屋。









猗窩座「…ああ、無惨様もお喜びに
なるだろうな」








(後で童磨様に自慢しよっと)









「…！猗窩座様、ちょっといいですか？」








猗窩座「…？」








猗窩座様に近づいて猗窩座様の
胡座の上に座ってそのまま身体を
預けた。







猗窩座「な…っ」








「…んー…猗窩座様は暖かいですね
鬼って皆冷たいものだと思ってました」








童磨様に抱きしめられた時のことを
思い出して言った。









「ん…ふぁぁ…眠い…」








私はそのまま猗窩座様に身体を
預けたまま眠ってしまった。








猗窩座side





猗窩座「はぁ…」






自分の足に座って寝ている女を
見てため息をつく。







こいつの行動はいつも分からない…
無意味な行動…まるで人間と同じだった。








自由気ままなこいつを見ていると奴を
思い出して腹が立ってくる。







数刻経ったが未だに起きない。
そろそろ奴が帰ってくる…そうしたら
面倒なことになる。









「…＿＿くん…ぐすっ」









猗窩座「……」







俺はため息をついた。








猗窩座(こんなんじゃ無理矢理
起こせないだろ)








俺は頭を抱えた。

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