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その後はおできを治す簡単な薬を調合することになった
教科書通りに材料を入れていけば、言われた通りの綺麗な色の薬が出来上がった
他の科目と比べてこの科目は得意みたいだ
調合も無事に終わり、片付けをしていると隣から急に大きな音がして
溢れ出した大鍋の中の薬が飛んでくる
そして、少しだけ私の手にもかかってしまった
スネ「馬鹿者！鍋を火から下ろす前にヤマアラシの針を入れたな？ポッター、言わないで失敗すれば自分が良く見えると思って注意しなかったな、グリフィンドール一点減点！」
ネビル「ご、ごめん！僕のせいで……」
A「大丈夫よ、これくらいすぐにマダム・ポンフリーが治してくれるわ」
授業が終わり、すぐに医務室に行くとあっという間に傷は元どおりになった
迷わないように寮へ向かっていると、ドラコ・マルフォイの姿が見えた
なるべく関わらないように、見えないふりをしてその横を通り過ぎる
ドラコ「おい、」
それなのに、何故か話しかけられて
A「えっと……私？」
ドラコ「お前しかいないだろ、手は大丈夫だったか？」
A「まぁ、もう大丈夫だけど、」
ドラコ「そうか……それより、お前、グリフィンドールになったんだな、お前はスリザリンの方がふさわしいだろうに」
A「どうして？どうしてそう思うの？」
ドラコ「ヴィティ家にはグリフィンドールは一人もいない。お前にはその血が流れているんだ」
分かってるわよ、私には"死喰い人"の血が流れてる
だから正反対のグリフィンドールに入るなんて間違ってる、なんて言われるのだ
A「私だって、……分かってるわよ、そんなこと」
……何回も何回も言われなくたって、
そんな言葉は声にならずに大きな涙となって零れ落ちた
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颯空(プロフ) - 星ぶどうさん» ほとんどの作品読んでくれたの本当に嬉しいです！これからも頑張ります！ (2020年4月9日 16時) (
レス) id: 510205d32c (このIDを非表示/違反報告)
颯空(プロフ) - さよさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年4月9日 16時) (レス) id: 510205d32c (このIDを非表示/違反報告)
星ぶどう(プロフ) - 「き み な ん て 。」から読んでました！更新楽しみにしてます！ (2020年3月6日 12時) (レス) id: 6721536779 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - ドラコ落ち作品待ってました！更新楽しみにしてます！ (2020年3月4日 12時) (レス) id: b532feda13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：颯空 | 作成日時：2020年3月3日 22時
