これで…良かったんだよね… ページ42
「…田所さんに…見られちゃった……」
浴室の床に私を立たせ
シャワーをひねりながら
裕『冷たくないか？』
私の足下にシャワーをかけ
確認てくれる裕ちゃん…
相変わらず優しいんだ
「大丈夫……」
シャワーをだんだんと上へ移動させ
「ﾝﾝｯ…裕ちゃ んｯ…」
裕『綺麗に洗い流してんだろｯ…』
いつもそう
綺麗に洗い流してるとか言って
裕ちゃんたら私の中に指を入れて
パラパラと動かし出すの…
「ﾝﾝｯ…裕ちゃんｯ…もぅ、しなくていいｯ…」
そう言って脚を閉じ
裕ちゃんの腕を撥ね退けると
ジーっと私を睨み付け
裕『…そんなん田所の嫁に落ち着きたいのかよｯ…』
「だからｯ…ﾝﾝｯ…」
反論しようとする唇を塞がれ
舌を強く絡めながらまた弄られ
「ﾝﾝｯ…もうｯ…ヤダｯ…」
なんとか胸を押し退けると
裕『お前は…俺の…俺だけのなんだよｯ…』
またそなこと言いながら
私の手を浴槽の端に着かせ
後ろから…
「ヤｯ…裕ちゃｯ…ｱｧｯ…」
浴室ということで私の声も反響して
ﾄﾝﾄﾝ
浴室のドアが叩かれ
田『何かあったか？大丈夫か？』
心配そうな田所さんの声
何も発することができない私の変わりに裕ちゃんが
裕『何もねーよｯ…つか、あっち
行ってろよｯ…』
田所さんに答えると
田『あ、ならいいんだ…』
そう言って戻って行った
こんな一連の行為を悟られた恥ずかしさから
自分でも抑えが効かないほど、涙が溢れてきて
裕『ｯ…』
裕ちゃんがやっと離れてくれ
もう一度シャワーで洗い流してくれると、背中を向け一人出て行っちゃって
ふらつく足でやっと浴室を出ると
裕ちゃん服着てて
「裕ちゃ ん？」
チラッとこっち見たのに何も言わずに部屋出てっちゃって
「……裕ちゃん……ｳｳｯ…」
体をつたう水滴もそのまま壁に凭れながら沈む……
どうしてこんななっちゃうんだろう
どの位の時間が経ったのかな
田『…A、さん…大丈夫？』
そう言いながらタオルを体に巻き付けてくれ、抱えるようにベッドへ連れてってくれた…
裸のまま布団に潜り
これで…良かったんだよね…
私はこれを望んでいたんだから…
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yukiっち(プロフ) - ちゃんたまさん» コメントありがとうございます。そうなの…辛いけどその先にはきっと光がーｯ…＼(^-^)／これからもお見守り下さいm(__)m (2017年5月28日 17時) (
レス) id: aea7ca1746 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます。裕太くん、主人公ちゃんそれぞれ辛いですね。早くハッピーになれると良いなー(T-T) (2017年5月28日 13時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - 和奏さん» 和奏さん、ありがとうございますm(__)mそう言って頂け力になります！裕ちゃんの主ちゃんへの想いを素敵に面白く描けたらと思っております。今後とも宜しくお願い致します(^-^) (2017年2月6日 23時) (レス) id: c1e192f1ce (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - タマンゴーさん» タマンゴーさん、そうなのです。今回は裕ちゃんのみの続編となります(^-^)/こちらもご贔屓の程宜しくお願い致します(^-^) (2017年2月6日 23時) (レス) id: c1e192f1ce (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - yukiっちさんの作品すごくハマってます！これからも頑張ってくださいね！楽しみにしてます!! (2017年2月6日 22時) (レス) id: 0c9f715516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yukiっち
| 作成日時：2017年2月6日 17時
