キミダレ…Still

心ん中に溜め込んでること ページ27

「てかーｯ…」




う、ほらキタｯ…




「裕ちゃんはー、Aのこと
どう思ってんのーｯ…

来たい時だけ来てー、ヤリたい時だけヤッてー
ホント都合の良い女としかー思ってないよね！
あーヤダヤダ…また思い出しちゃったよｯ…


あーそうだ…あの時も拓斗ん家で散々待たされたんだよね！

拓斗も有華も凄い心配してくれたのに
誰かさんは何の連絡もせずにバックレたーｯ…でしょ？」




コイツ酔っぱらうと普段我慢してる？こととか俺にぶつけてくんだよな


そんで起きるとすっかり忘れてるから質が悪いんだ…




裕『今日はそれくらいでやめて

もう寝ろｯ…』




肩に手をかけ

立たせようとすると




「きゃー裕ちゃんに襲われるーｯ…」




裕『ば、お前声でかいよｯ…』




脇に手をやり立たせようとすると

ジタバタしてて

それでも無理矢理寝室へ連れて行き

新しく届いたクイーンサイズのベッドに


ポンて投げ飛ばすと




「う、裕ちゃんて…ホント意地悪

てかｯ…ｳｩｯ…気持ち悪ｯ…」




裕『お前吐くなｯ…吐くんならトイレ行けｯ…』



取り敢えずごみ箱口元にあて



「ｳｩｯ…大丈夫そう…」




裕『 マジか？ぜってーここで吐くんじゃねーぞｯ…』



「吐かねーわー」




う、コイツホント…

何で俺はこんな女を好きになっちゃったのか……

今更ながら思う…




でもほっとけねーんだよな…


つかコイツが言うこと

ずっと心ん中で溜め込んでること
酒の力で吐き出してんだよな…



ｽｰｽｰ
ﾌﾌﾌｯ…あっという間に寝ちゃったよ



っとに可愛いんだよな

何だかんだ優男だと思うんだけどなぁ→←裕ちゃんの先輩

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