ボクはキミをえらんだから…15（yu-ta）

緊急会見 ページ11

会見開くって言ってたからてっきり囲まれてのものだと思っていたら

インタビュアーの方たちはなく


ネット配信という形で



ノートパソコンをテーブルの上で開き

その時を待っていると



急に画面に映り込む裕太君と…北山さん？


椅子に座りマイクを気にする裕太君に



北『お前ｯ…弄んなｯ…』



裕『うっさいわｯ…』



北『て、おい…これもう映ってんじゃね？』



北山さんと二人カメラ覗き込んでて


ﾝﾌﾌｯ…なんなのよー



裕『ﾝﾌｯ…あｯ…あｯ…』



裕太君が急に畏まって
二人真顔になると



裕『この度は、私事でお騒がせして
大変申し訳ありませんでした

一部報道でご存知かと思いますが、
私、玉森裕太は結婚しました』



深々と頭を下げてる裕太君の隣で
北山さんも頭を下げてて



裕『そして相手の方のお腹には
赤ちゃんもいます

ご報告が遅くなり本当に申し訳ありませんでした』



また深々と頭を下げるてる裕太君の隣で



北『僕達メンバーはずっと昔から知ってる方で、玉森をずっと影から支えてくれてた女性でして…
玉森もメンバーや会社に迷惑かけるって色々と悩んで、脱退とかまで考えてたんですが、やっぱりKis-My-Ft2のエース
ここまでKis-My-Ft2を引っ張ってきたのも玉森だし、それを影で支えてくれてた女性との結婚ですし…
メンバー全員祝福してます

これでもしKis-My-Ft2がどうにかなってしまうなら、それはそれで仕方ないって言うか…
まぁ全員がそのくらいの覚悟でこの会見に臨んでます。』




裕『不快に思っている方やもしかしたら泣かしてしまってる方もいるかもしれませんが、どうしてもこれだけはまげられません…この今の立場を失っても…

一般の女性なので、名前や顔出しはできませんが、ずっと僕を支えてくれ、どんなときも僕を守ってくれてた女性です。

どうか僕達二人…三人のこと、あたたかく見守って頂けたらと思っております』



北『相手の方はあくまでも一般の女性です。仕事もしています。
職場や住居等への訪問等は固くおやめください。

最後に…

今回の玉森のこと
俺達Kis-My-Ft2全員の意思っていうことでご理解ください』



また二人頭を下げ

席を立ちはけて行った……



ﾌﾞﾌﾞﾌﾞｯ…



「もしもし」



『見てくれてた？』



「ｯ…うんｯ…裕太 君…あり がとｯ…」



『ﾌﾌﾌｯ…守るって言ったろｯ…
あ、今晩そっち行くから今後のこと話そ』


そう言って電話がキレた

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