ボクはキミをえらんだから…８（yu-ta）

どういうこと？ ページ30

裕太『A、何やってんだよ？』


翔子さんの家へ行くと中に通され


入るとキッチンで調理をしている
Aがいて


「裕太君ｯ…連絡しないでごめんねｯ…」


裕太『それは良いんだけど…
つか、
なんでここでそんなことしてんの？』


「ん、えーと…
待ってて、もう直ぐ作り終わるから
それから話するｯ…」


え？
ホント訳分かんねー


翔『これｯ…』


翔子さんからペットボトルのお茶を渡され


裕太『ありがとｯ…』


翔『その辺で寛いでてｯ…』


寛いでてって言われても…


翔子さんと楽し気に話ながら
調理してるA…


裕太『んーｯ…ホント何なんだよｯ…』


頭わしゃわしゃしてると

突然震えだす俺のスマホ


画面を見るとみつからで

スライドさせ電話に出る


裕太『もしもしｯ…』


北『あｯ…玉？』


裕太『みつ、どうしたの？』


北『どうしたのってｯ…玉今何処にいる？』


裕太『へ？何処って…』


北『今部屋に居ないだろｯ…』


裕太『あ、あぁ…』


北『Aちゃんに顔向け出来ないこと
してないんだよな？』


裕太『え？顔向けできない？』


北『…俺、翔子さんの部屋入るの
見たんだけど…』


あーそう言うことか


裕太『みつ、みつも翔子さんちに来てよ』


北『は？なんだそれ』


裕太『俺もよく分からないんだけど
Aも翔子さんちにいてさぁ』


北『どういうこと？』


裕太『ん、俺もよく分からないｯ…


ねー翔子さん、みつも翔子さんち来て大丈夫だよね？
ん、

良いってさ』


北『良いってｯ…』


裕太『兎に角来てよｯ…待ってるから』


電話を切ると
夕飯も出来たみたいで


どんどんテーブルに運ばれる…


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ〜♪


あ、みつだ…



北『お邪魔しますｯ…

て、これどういうこと？』


裕太『俺にもさっぱり…』


翔子さんとAが並んで座り
二人からどんな言葉が出てくるのか…

不安な気持ちで待つ…

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