ボクはキミをえらんだから…８（yu-ta）

絶対探し出してやる ページ12

あなたside


裕太『今日観に来てくれるんでしょう？』


あの日…
裕太君とまた元に戻れた日から


余程の事がない限り
裕太君は私の部屋にお泊まりに来ている


もう一緒に住んでるみたいなんだけど
裕太君たら


裕太『え、同棲とかしてないよｯ…』


って言うの…


私が言ったこと
気にしてるのかもしれないけれど


でもここまで一緒にいたら
同棲してると同じと思うんだけど


「うんｯ…事務的お仕事は後回しにして

子供達帰ったら理佐と待ち合わせて
観に行きます」


裕太『ね、席はどこなの？

何にも関係者席あるんだからお袋達と観たら良いのにｯ…』


いつも言われるけど
Kis-My-Ft2を観るときは

皆と同じ条件で観たいの…

それが私のルール



ちゃんと申し込んで
当たったら観に行く…


「ﾌﾌﾌｯ…
裕太君絶対私を探し出せないと思う」


裕太『ホント絶対探し出してやるから』


なんて言ってるけど絶対無理


だって…






子供達も帰り
私も急いで帰り支度をしてると


秋『なんかウキウキしてない？』


秋山先輩に言われ


「今から理佐とLIVE行くんです」


秋『そっか…
幸せそうで良かったｯ…楽しんでこいよ』


「じゃ先輩ｯ…何かあったら
片付けといて下さいねｯ…」


秋『しゃーない今日だけだぞｯ…』


「行ってきまーす」


電車を乗り継いで

ドームに着くと
理佐がもうグッズを買っていてくれて


理『買っといたよ…
ペンライトと団扇だけで良いんだよね？』


「うん、ありがとｯ…」


渡されたペンライトは
スノードームみたいで可愛らしい


理『じゃ入ろうｯ…』


二人でドームの中に入った…


チケット片手に目指す場所へ向かうと

ホントに高くて



理『ここじゃ俊哉の顔見えないわ』


「ホント
あっちからも絶対探せないよね」


それでも良いの

どんなに遠くても
裕太君を観られる事に感謝




そしてLIVEが始まった



あｯ…


裕太君のこの歌ｯ…

舞台で唄ってたものだｯ…




あの広いメインステージで
唄って踊る裕太君は


とってもキラキラしていて
眩しくて…


ここからではどんな表情なのかも
分からないけれど


それでもこのドームにいる人達を
魅了してる…



裕太君ｯ…

この一番高い所から観る裕太君は
たくさんの光に包まれてやっぱり素敵よｯ…



裕太君ｯ…

ずっとずっと輝き続けてね…




そしてその姿を

ずっと傍で見続けたいな…

まだ言えない→←どんな熱なんだろうｯ…

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