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JK SIDE
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ある日のこと。
メンバーみんなとAでリビングでゲームをしている時、Aがぼそっと呟いた。
「私、アイドルになろうかな…」
JK「え?」
メンバーが一斉にAの方を向く。
HS「え、A、急にどうしたの?なんかあった!?」
JM「オーディション受けるってこと??」
とりあえずみんながびっくりしていることは確かだ。
もちろん僕も含めて。
JK「A、詳しく。」
「あのね、昨日歩いてる時に声をかけてもらったの。興味ありませんかって。これ…」
RM「…JYP…!!」
Aが僕たちに見せてくれた名刺はJYPのスカウトマンの名前だった。
「どう思います…?よかったら連絡くださいって言われてるんですけど…」
SJ「Aはどうして悩んでるの?アイドルになりたいなんてそんな子だったっけ?いや!悪い意味じゃなくてね!?」
「私、グクと付き合い始めてちょっとでも釣り合うようにって考えて…もしアイドルになったらグクと付き合ってもいいって世間にも思われるような人間になれるんじゃないかって!」
Aの一言で空気が変わったのがわかる。
JK「… A、付き合うこと義務みたいに思ってる…?僕がAに釣り合うような女になってなんて言ったこと一度でもあった?」
正直ショックだった。
自分を卑下する癖はもう治ってるって思ってた。でもやっぱり根は僕らが初めて出会った時から変わっていないのかもしれない。
僕と会話をする時、出かける時、笑っているときでさえも、心の奥でAは『グクに釣り合う女にならなきゃ…』と考えていたのかな。
相当なストレスだっただろう。僕と付き合うことでそんなふうに思わせてたの?
YG「ごめんな。俺さ、思ったことははっきりいうタイプだから言わせてもらうけどA、グガに失礼だ。俺たちアイドルが彼女に1番言われたくない言葉。Aはまだ、俺らを…ジョングガを仲間とか彼氏じゃなくて、アイドルとして見てんだな。」
「あ…えっと…」
YG「俺、部屋戻るわ」
ユンギヒョンに続いてジニヒョン、ジミニヒョン、テヒョ二ヒョンも気まずそうに、悲しそうに部屋に戻っていった。
ごめん、A。
僕も今は1人になりたい。
JK「A、僕も戻るね…」
「…ごめん…なさい…」
今にも消え入りそうな声で言うAを背にして僕は部屋に戻った。
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BTS#ARMY - ?? ユミンさん» 返信ありがとうございます!がんばってください♪♪ (2019年11月3日 12時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
?? ユミン(プロフ) - BTS#ARWYさん» 夢主がメンバーということは紅一点という感じでしょうか!!面白そうです!メンバーになる→結婚生活→子供がいる生活→メンバーの子守の予定で書きますね(^O^)リクエストありがとうございます!! (2019年11月3日 0時) (レス) id: b9ec618bf4 (このIDを非表示/違反報告)
BTS#ARWY - 2人に子供ができて!テテとかジミナとかが子守りして子守り失敗して2人に怒られるっていうのがみたいです!あとは難しいかもしれないけど夢主がメンバーになるのもみたいです!! (2019年11月2日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
?? ユミン(プロフ) - (名前)れなさん» そんな風に言ってもらえると作っててよかったなと思えます(;o;)こちらこそ読んでくださりとても嬉しいです。亀更新ですがまだこれからも作品作っていきますので読んでくださったら喜びます!ありがとうございます!^ ^ (2019年10月24日 22時) (レス) id: b9ec618bf4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)れな(プロフ) - ほんとにこの作品だいすきです!! いつも、癒されます!ほんとにこの作品に出会えたことに感謝です、、幸せをありがとうございます!これからもたのしみですう! (2019年10月24日 20時) (レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユミン | 作成日時:2019年9月13日 1時